HRT
HRTのチーム代表ルイス・ペレス・サラは、HRT F112が今週末のF1オーストラリアGPの予選を通過できない恐れがあることを認め、初レースの目標はマレーシアGP、さらには中国GPになるかもしれないと述べた。

昨年、ほぼぶっつけ本番で開幕戦の予選に挑んだHRTは、予選107%タイムをクリアできず、レースに出場することができなかった。

今年もHRTは公式テストに新車F112を間に合わせることができず、金曜フリー走行では、ナレイン・カーティケヤンが19周、ペドロ・デ・ラ・ロサがわずか1周の走行にとどまった。

またナレイン・カーティケヤンのタイムは、トップから13秒遅れであり、両方のマシンが信頼性問題に苦しんだ。

F112は107%ルール内で予選を突破することができるか質問されたルイス・ペレス・サラは「我々にとって難しい予選になるだろう」とコメント。

「今はマシンのスピードについては考えていない。明日のP3で走れるようにベストを尽くし、全てをまとめようとしている。そのあと予選について見てみるつもりだ。メルボルンはマシンから特定の情報を得て、次のレースに備える場所のようだ」

ルイス・ペレス・サラは、新車の問題を理解するためにプラクティスセッションを基本的にテストとして使っていると付け加えた。

「我々にとって最も重要なことは、ここにいて、できるだけ多くを学ぶことだ」

「もちろん、チームは少し疲れているし、彼らはこの1ヵ月懸命に作業してきた。彼らを少しリラックスさせたいし、情報を得て、上海もしくはマレーシアで我々が本当のペースで走り始めることができるか確認し、シーズンを通して改善に取り組んでいくつもりだ」

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カテゴリー: F1 / HRT