ホンダ 「来季もマックス・フェルスタッペンにF1エンジンを供給したい」

4度のワールドチャンピオンに輝いたフェルスタッペンは、今週初めに東京で開催されたホンダとレッドブルのパートナーシップ終了を記念するイベントに出席し、話題を呼んだ。
「僕はまだ若く、将来何が起こるかは誰にもわからない。一緒に4度のチャンピオンシップを獲得するほどの成功を収めることになるとは、想像もできなかった」とフェルスタッペンは語った。
ホンダが、マックス・フェルスタッペンと再会するには、フェルスタッペンが離脱条項を発動し、アストンマーティンに移籍する必要があるが、ホンダにもとって魅力的であるようだ。
「今シーズン終了後は、アストンマーティンとの協力関係に焦点を当てることになります」とホンダ・レーシングの渡辺康治代表はDe Telegraafに語った。
「正直なところ、ホンダがマックス・フェルスタッペンと再び仕事ができる機会があることを願っています」
「心からそう願っています」
「私は彼と何度も話しましたが、彼は常に私たちの姿勢や考え方に対してポジティブな反応を示していました。マックスはホンダのエンジニアたちとのコミュニケーションも非常に上手です。彼はエンジニアたちに明確に話します。そのため、エンジニアたちは彼のファンとなり、彼に献身的に取り組むようになりました」
「人々はしばしばスポーツ選手としての彼を見ますが、私はマックスという人間にも深い敬意を抱いています」

27歳のフェルスタッペンが鈴鹿でシャシーの「たわみ」を訴えたように、現在、フェルスタッペンがレッドブルを去る可能性は着実に高まっている。
レッドブルは新しい風洞の開発に懸命に取り組んでいるが、ヘルムート・マルコは現在の風洞を「英国軍が1940年代に作った遺物」と表現している。
また、シミュレーターとトラックの相関関係にも問題があるようだ。角田裕毅は鈴鹿でのプラクティス後に、「実車のフィーリングは、僕が想像していたバーチャルなものと少し違います」と語った。
「予想以上に極端でした。実車での運転は、特に高速コーナーでは、はるかに難しかったです」
チームアドバイザーのマルコも同意見だ。「シミュレーターでのプロセスを見直すべきだ。なぜなら、コース上での基本的なセットアップが正しくないことが多いからだ」
レッドブルの「ジュニア」チームであるレーシングブルズが、今年レッドブル・レーシングよりも優れたマシンを製造したと考える人もいる。そのことについて意見を求められたフェルスタッペンは、くすっと笑った。
「彼らは自分たちのマシンに驚いていると思う。1周では、彼らは近いよ」
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