ホンダF1の山本雅史、新会社設立でレッドブル・パワートレインズと契約
ホンダF1のマネージングディレクターを務めた山本雅史は、1月末でホンダを退社してコンサルタント会社を設立。レッドブル・パワートレインズをサポートする契約を結んだことが明らかになった。

ホンダは2021年末でF1から撤退。レッドブルはホンダのF1エンジンの知的財産権を引き継いで運用するためにレッドブル・パワートレインズを設立した

ホンダとしてはF1から撤退したが、本田技術研究所で行っていた作業を別会社のHRC(ホンダ・レーシング)に移管。2022年以降もF1エンジンの生産、組み立て、保守、サポートを継続し、その体制は2025年まで継続すると考えられている。

ホンダでモータースポーツ部長を務め、ホンダとレッドブルがパートナーシップを開始した2019年からホンダF1のマネージングディレクターを務めていた山本雅史は、今月末でホンダを退社し、コンサルタント会社を設立する。

同社は、レッドブルとホンダのコンサルタントを務めることになり、早速、レッドブル・パワートレインズと契約を締結。レッドブルF1のチーム代表のクリスチャン・ホーナー、モータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコからの依頼を受けて仕事を請け負う。

一時は、レッドブル・パワートレインズへの移籍も噂されていた山本雅史だが、レッドブル・パワートレインズの“メンバー”として出向という形になるようだ。

ホンダはレッドブルと育成プログラムも継続することで合意している。仕事の詳細は明らかになっていないが、ホンダという看板を下ろした上で、これまでのF1での経験を生かして、ホンダとレッドブルを繋ぐ役割を果たすことになりそうだ。

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / レッドブル・レーシング