ホンダF1 田辺TD、3台リタイアに「ホンダ勢にとっては非常に厳しい結果」 / F1イタリアGP 決勝
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年F1イタリアGPの決勝レースを振り返った。

モンツァ・サーキットで行われたF1イタリアGPの決勝は、ホンダF1パワーユニット勢3台が完走を逃す結果となる中、セルジオ・ペレスが奮闘を見せて5位フィニッシュを果たした。

「今日のイタリアGPは、レッドブル・レーシング・ホンダのペレス選手のみが完走と、我々ホンダ勢にとっては非常に厳しい結果になりました」と田辺豊治はコメント。

「9番手からスタートしたペレス選手は粘り強く走って3番手でフィニッシュしましたが、レース中に5秒のペナルティーを受けたことからレースリザルトとしては5位入賞となりました。コンストラクターズチャンピオンシップを争っているチームにとって、貴重なポインを持ち帰ってくれました」

「一方で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは2台のマシンともにトラブルを抱え、角田選手がスタート前、ガスリー選手がスタート直後にリタイアすることとなってしまいました。中盤のフェルスタッペン選手とハミルトン選手との接触により、フェルスタッペン選手がリタイアを喫し、ホンダ勢としては3台がリタイアとなってしまいました」

「この先の残る後半戦、まだまだレースは続きます。ここからもチャンピオンシップ獲得に向けては厳しい戦いが続いていきますので、我々はすぐにこの先のレースに向けて準備に入ります」

「最後に、本日のレースで1-2フィニッシュを果たしたかつてのパートナーであるマクラーレンに祝福の言葉を贈ります」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / レッドブル・レーシング / F1イタリアGP / スクーデリア・アルファタウリ