ホンダF1、2台が入賞も「全体として悔しいレース」と田辺豊治TD / F1サヒールGP 決勝
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝を振り返った。

F1サヒールGPの決勝は、Hondaパワーユニット勢にとってはフラストレーションの溜まる展開となり、レッドブル・レーシング、アルファタウリ・ホンダともに、ポイント獲得をかけた厳しい戦いを強いられた。

ホンダF1エンジン勢は、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンが6位、アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトが7位、ピエール・ガスリーが11位と2台が入賞。マックス・フェルスタッペンはオープニングラップのインシデントでリタイアでレースを終えた。

「波乱含みとなった今日のサヒールGP決勝は、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が、オープニングラップでクラッシュに巻き込まれてリタイアとなるなど、全体として悔しいレースになりました」と田辺豊治はコメント。

「レッドブル・レーシングのアルボン選手は12番グリッドから6位まで順位を上げましたが、本人も満足いくレースではなかったと思います」

「また、スクーデリア・アルファタウリのクビアト選手は、金曜から速さを見せていただけにセーフティカーの影響などもあっての7位フィニッシュは、残念な結果だと感じています。ガスリー選手にとっても難しいレースとなり、なかなかペースが上がらず入賞を逃して11位でレースを終えました」

「来週はいよいよシーズン最終戦です。気持ちを切り替え、いい結果とともにシーズンを締めくくれるよう、最後まで全力で臨みます」

「また、今回のレースで初優勝を果たしたセルジオ・ペレス選手とダブルポディウムを獲得したRacing Pointのみなさんに、祝福の言葉を贈りたいと思います」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1バーレーンGP