ホンダF1 本橋正充 「ガスリーとはここまでずっと苦楽を共にしてきた」 F1イタリアGPでの初優勝に感無量
アルファタウリ・ホンダでパワーユニット(PU)のチーフエンジニアを務めるホンダF1の本橋正充が、F1イタリアGPでのピエール・ガスリーの優勝にコメントを発表した。

2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1復帰したホンダF1は、3年間で契約を解消。供給元がなくなったホンダにアプローチしたのが当時トロロッソと呼ばれていたアルファタウリだった。

F1イタリアGPもホンダF1とチームとの50戦目という節目。イタリアを拠点とするアルファタウリのホームグランプリであり、奇しくも2008年のトロロッソ時代にセバスチャン・ベッテルがチームに初優勝をもたらしたのもモンツァだった。

また、ピエール・ガスリーは2018年にトロロッソ・ホンダで初のF1フル参戦。2019年にレッドブル・ホンダに昇格するものの、シーズン途中に再びトロロッソに降格させられるという辛酸をなめた。

だが、トロロッソで復調したガスリーはブラジルGPで2位でフィニッシュしてF1初表彰台を獲得。そして、今週のF1イタリアGPではF1初優勝を成し遂げた。

ちょうど2018年にホンダF1がトロロッソとのパートナーシップを開始した際にHRD-Sakuraから現場に復帰した本橋正充は「本当に、今日の勝利にはアメイジングの一言です。今の気持ちをどう表していいか、言葉が見つかりません」とコメント。

「ここまで一緒に歩んできたアルファタウリとの50戦目という記念のレース、そして彼らのホームグランプリで、ここまでずっと苦楽を共にしてきたガスリー選手と一緒に勝利を挙げられたことは、信じられない気持ちです」

「個人的には、赤旗中断になる前からもしかしたらという気持ちはありましたが、そのためにPUとしても最大限のパワーを送ることができました」

「今日だけでなく、ここまでの歩みも含めて、チームの全員、ガスリー選手、クビアト選手、そして、応援してくれたファンのみなさまに感謝しています。本当にありがとう。そしておめでとう!」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / トロロッソ / F1イタリアGP / ピエール・ガスリー / スクーデリア・アルファタウリ