ホンダ、F1継続の明言を避ける「新コンコルド協定には関与していない」
ホンダF1は、新コンコルド協定には関与していないとし、2022年以降のF1継続について明言を避けた。

8月18日(火)にはフェラーリ、ウィリアムズ、マクラーレンが新コンコルド協定にサインしたことを発表。そして、19日(水)には残りの7チームも新しい条件に合意したことが発表され、ホンダF1のパートナーであるレッドブル・レーシングとアルファタウリを含めた全10チームが2025年までF1を継続することが確定した。

ホンダは、レッドブルとアルファタウリへのF1エンジン供給契約を2021年末まで締結しているが、それ以降に関しては“交渉中”であることを繰り返している。

F1ベルギーGPの金曜記者会見で、レッドブルとアルファタウリと同様にホンダも2025年までF1にコミットするかという質問がテクニカルディレクターの田辺豊治になされた。

「PUメーカーとして我々はそれには関わっていません」と田辺豊治はコメント。

「今後5年間、すべてのチームが協定にサインしたのは良いことだと思います」

「質問に関してですが、私はトラックサイドの技術的なことを担当しています。ホンダの将来についての議論には関与していませんが、交渉が続いていることを知っています」と語るにとどめた。

一方、新コンコルド協定には、これまでにはなかった“契約解除条項”が盛り込まれていることも明らかになっている。
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコも、新コンコルド協定には契約解除条項が存在していることを認めている。

「以前のように全てが確実な状況ではないし、毎年キャンセルすることが可能だ」とヘルムート・マルコは motorsport-total.com にコメント。

「ホンダとの現在の契約は2021年までとなっている。だから、エンジンサプライヤーとチームが財政的に別々のままであることが重要だった」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1