ホンダF1 田辺豊治 「3台がQ2敗退は厳しい結果」/ F1イギリスGP 予選
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1イギリスGPの予選を振り返った。

ホンダF1勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがQ3進出を果たした3番グリッドを獲得。しかし、他の3台はQ2で敗退するという厳しい結果となった。

「今日のイギリスグランプリ予選は、Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手が唯一Q3に進出しましたが、他の3台はQ2敗退と、我々にとっては厳しい結果となりました」

「フェルスタッペン選手は、メルセデスの2台に続いての3番手からのスタートとなりますので、明日のレースでのよい戦いを期待したいと思います。11番手となったScuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手は、Q2で10番手のストロール選手と同タイムながら、出走順で順位が決まるレギュレーションにより、惜しくもQ3進出を逃しました」

「ガスリー選手および12番手に終わったAston Martin Red Bull Racingのアルボン選手は、明日のレーススタート時のタイヤを選択できますので、タイヤに厳しいこのサーキットではアドバンテージになると考えています。両チームともにレースペースは悪くないので、4台ともに力強い走りでポジションを上げてフィニッシュできるようチームとともに準備を進めます」

「なお、午前のFP3のスタート直前のエンジン始動時にアルボン選手の車にバッテリーパックの異常を確認したため、その時点でバッテリーの交換を決定しました。地の利を活かして、ミルトンキーンズのファクトリーに戻し、すぐに解析を始めます」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1