ホンダF1 「フェルスタッペンの全戦表彰台という目標をサポートしたい」
ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、2020年のF1世界選手権で具体的な勝利目標は設定していないが、全戦表彰台を目標に掲げるマックス・フェルスタッペンをサポートしたいと語る。

昨年、レッドブルとのパートナーシップを開始したホンダF1は、3勝、2回のポールポジションを獲得して、F1復帰以降のベストリザルトを記録。今年はレッドブルとともにタイトル獲得を目指している。

「我々はチャンピオンシップを争うためにあらゆる努力をしています」と山本雅史はコメント。

「昨年はいくつかの不運なレースがあり、そのうちのいくつかを失いましたが、今年はそのようなレースを避ける必要があります。マックスは、すべてのレースで表彰台に上がりたいと言っています。それは私たちがサポートしなければならない目標です」

「私の観点から見るとマネジメントが重要です。構造は本当に効率的です。レッドブルとの1年目から人員を適切なポジションに配置する方法や、最も効率的な運用方法などを学びました」

「それ以外では、昨年は2人ではなく、4人のドライバーとの仕事をするのは初めてでした。特にマックス・フェルスタッペンは非常に良いフィードバックを提供してくれましたし、それが開発に反映されました。レッドブルとマックスの貢献が本当に役に立ちました」

ヘルムート・マルコは“最低5勝”という予想を繰り返しているが、山本雅史は特定な目標は設定していはいないものの、それらはホンダの期待からそれほど遠くないと認める。

「具体的な目標はありませんが、昨年、ヘルムートは5勝と言い続けていました。私の見解では、おそらく4勝でした。最終的には3勝しましたが、メキシコなどいくつか逃したレースがあります。モンツァもそうだったかもしれません。なので、もっと勝つことができたと思います」

「ホンダとしては、マックスとアレックス(アルボン)に可能性のある結果を争い、最大化できるようにすべてを提供していく必要があります。そうすれば、何勝できるか見ていくことができます」

「昨年、レッドブルで9回、トロロッソで2回の表彰台を獲得しました。そのため、レッドブルが何らかの優位性を持つ11のサーキットがあると考えています。我々はそれらの11のうち、どれだけ勝つことができるかを見なければなりません。なぜなら、私たちにそのチャンスがあるからです」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / レッドブル・レーシング / スクーデリア・アルファタウリ