ホンダF1、母国レースとなる日本GPでは最終スペックのPUを投入へ
ホンダは、母国レースとなる今年のF1日本GPで好成績を狙って最終スペックのエンジンで戦うことになるようだ。

2015年にF1に復帰したホンダだが、マクラーレンとトロロッソとの過去4年間で鈴鹿サーキットではまだポイントを獲得できていない。ベストリザルトは11位となっている。

今年、レッドブルとのパートナーシップを開始したホンダF1は、今季2勝を含めた5回の表彰台を獲得。鈴鹿サーキットでの好成績に期待がかかっている。

ヨス・フェルスタッペンは、今後のレースでレッドブル・ホンダが勝てることを期待しており、ホンダF1は鈴鹿で新品エンジンを投入すると予想する。

「今年はもう一度エンジンを交換する必要があると思っているし、鈴鹿では素晴らしいレースができるだろう」

「さらにマックスが常に好調なメキシコ、アメリカ、ブラジルがある。我々がパフォーマンスを発揮できるレースがいくつかある」

レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーも、F1日本GPは特別なレースウイークになる機運が高まっていると感じている。

「今年の日本GPはすごいことになるだろう」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「チケットの売上も大幅にアップしているはずだ。日本の皆さんは、ホンダの成功を渇望しているし、マックスはヨーロッパだけでなく日本でもヒーロー的な人気を誇っている」
ホンダF1は、F1ベルギーGPでアレクサンダー・アルボン、F1イタリアGPでマックス・フェルスタッペンに『スペック4』を投入。シーズンを乗り切るためにはもう1基のエンジンが必要になると考えられている。

そのため、F1ロシアGPで新品のスペック4を開封してグリッドペナルティを受け、新品エンジンをプールして日本GPに挑むのが論理的な戦略だと考えられる。

昨年のF1ロシアGPでは、マックス・フェルスタッペンが11番グリッドから5位、ダニエル・リカルドが12番グリッドから6位とそれなり相性の良さを示している。

ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は「本当にホンダにとっても鈴鹿はホームコースなので狙っていきたいと思います」とコメント。

「レッドブルもみんなアップデートしてきて、ホンダが今年投入する最後のスペックになると思うので、そこをしっかりやり遂げて、マックス、アルボン、ドライバーたちが、レースしやすいパフォーマンスを提供できるように頑張ります」


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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1日本GP