F1 ホンダF1
ホンダのF1テクニカルディレクターを務める田辺豊治は、将来F1に導入されるべきF1パワーユニット(PU)についての見解を語った。

2014年に導入された現在のV6ターボハイブリットは、元々2009年に考案された。F1は2021年のレギュレーション変更でエンジンの大幅な見直しを検討していたが、議論がまとまらずに2024年までほぼ同じ仕様が継続されることになった。

F1カナダGPの金曜記者会見にはメルセデスのトト・ヴォルフとホンダの田辺豊治らが参加。2025年に求めるエンジンフォーミュラについて質問が飛んだ。

トト・ヴォルフは「我々はテクノロジー以降の真っ只中にいると思う。少なくとも市販車側ではね。我々の大部分は大音量の伝統的なエンジンのファンであるが、それはテクノロジジーが進むべき場所ではないし、サスティナビリティ(持続可能性)に対する認識が向かうべき場所ではない」とコメント。

「我々が次期のレギュレーションをほぼ安定したままにしたのは正しいことだと信じている。新しいフォーミュラを考え出すためには途方もない量の開発を引き起こすことになっただろうからね。また、次世代のパワーユニットが実際にどの位置にあるべきかははっきりとしていない」

「ダイムラーの会長の話では、2030年までに我々のラインナップの50%がハイブリッドもしくは電気のどちらかになると思う。もし、それがテクノロジーの進むべき方向であるならば、我々は高いハイブリッドコンポーメント、再生可能エネルギー、もしくは電気を備えたようなエンジンを持つことになるかもしれない」

「今日では20%あたりかもしれないが、その比率は50%になってくだろう。それがエキサイティングなエンジンである限り、サウンドについては取り組む必要があり、少なくとも話をする必要があるが、2025年以降はハイブリッドコンポーネントが増加すると考えている」

続いて質問に答えた田辺豊治は「トトが言ったように今はある種の移行段階だと思っています。2021年のPUレギュレーションの議論は終わり、2024/2025年まで現在のコンセプトを維持します」と語る。

「その理由のひとつとして、環境に優しく、持続可能で、高効率のPUを確認するという次のステップを見つけることができませんでした。もう一度議論し、やり直す必要があります。それがF1レースのPUテクノロノジーの原則であるべきことです」

「我々はハイブリッドを維持しますし、その後、我々にできることは既存のF1パワーユニットの現在の原則を改善することです」

トロロッソのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは現在のF1パワーユニットは非常に高いレベルにあると語る。

「現在のパワーユニットは非常に高い技術レベルにあると思っているが、残念ながら、それはパワーユニットに福生鷲位方法で伝わっていない」とフランツ・トストはコメント。

「2つのエネルギー回生システムを備えた小さなエンジンであり、その全てのコンピーネントが未来のためのテクノロジーだ。なぜなら、このエンジンを使えば、普通の市販車でも、1~2リットルの燃料で100kmは走って、バッテリーが満タンの家に帰ってくるかもしれない」

「誰もが電気自動車について話をしている。ただそのエネルギーはどこから得ているのか問いたい。コースに20台がいて、その後ろに50台のディーゼルアグリゲートが彼らのエネルギーを送っているフォーミュラEとは違う。シリアスな意見ではないが、偉大なマニュファクチャラーはフォーミュラEに行くか、電気自動車を製造している。私は彼らがそのエネルギーをどこから得ているのかを聞きたいだけだ」

「私はF1のテクノロジーは未来のためのものだと思っている。トトが行ったように、おそらくハイブリッドコンポーネント、電気パーツは40%以上に増加するだろう。それは問題ではない。だが、テクノロジー自体は将来のための解決策になると思う」

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カテゴリー: ホンダF1 | F1マシン