ホンダ | 2019年 F1モナコGP 木曜フリー走行レポート
ホンダは、F1モナコGP初日のフリー走行でPU(パワーユニット)は終日順調に機能し、レッドブル・レーシング、トロロッソ・ホンダともに力強いパフォーマンスを発揮。フリー走行2回目でホンダのF1エンジンを搭載する3台がトップ6入りを果たすなど、上々のスタートを切った。
2019年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPがモンテカルロ市街地コースで開幕。モナコでは、カレンダー中で唯一、木曜日にフリー走行が行われる。
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、FP1でトップと0.059秒差の2番手タイムをマーク。FP2では車体側に水漏れが見つかり、修復に時間を取られたが、セッション終盤で走行を再開し、6番手で終えている。
チームメートのピエール・ガスリーはFP1で6番手につけると、FP2では4番手へポジションアップ。トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンも好調なペースを見せ、FP2では51周を走行して、レッドブルの2人に割って入る5番手とった。ダニール・クビアトは、FP1で13番手。FP2ではコースに合わせたセットアップ作業に取り組み、14番手となった。
モナコでは金曜日の走行セッションはないが、チームスタッフは土曜日のFP3と予選に向けて、本日のデータを見直し、さらなるパフォーマンス向上に取り組んでいく。
田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
「今日は通常の金曜日のセッションと同じく、このサーキットにあわせた最適化を進め、PUとしては順調な一日になりました。フェルスタッペン選手がFP2でのトラブルにより走行時間をいくらか失ったことは残念でしたが、それ以外は大きなトラブルなく4台とも無事にセッションを終えることができました。両チームともいいスタートが切れたのではないかと感じています。明日の金曜はモナコの伝統通り、セッションのない一日になります。分析の時間はたっぷりあるので、土曜の予選に向けて万全の準備を進めます」
アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
「今日はチームにとっていい初日を迎えることができました。このサーキットはとても楽しくて大好きなコースです。マシンは正しい方向へ持ってこられていると思うので、今日得たデータからさらに理解を深めていければ、土曜日に向けてよりよいセッティングが見つけられるはずです。午後のセッションはいくつか調整をして臨んだのですが、マシンの感触はとてもよかったです。土曜日に向けて他のチームも改善してくるはずなので気は抜けませんが、トップ5で一日を終えることができて、とても満足しています!」
ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
「僕にとっては、なかなかいい感触を得られた一日でした。予定していたテスト項目をすべてこなすことができましたが、まだなにかが足りないと感じており、それを解明するにはわずかな時間しかありません。改善に向けてなにができるかをチーム一丸となって見つけだし、土曜日まで取り組み続けます」
ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
「今日の結果にはとても満足しています。FP1は少し苦戦していましたが、FP2で行った変更によってマシンの感触が改善され、ロングランもすごくよかったです。予想していた通り、メルセデスはとても速く、追いつくのに遠い存在ではあるのですが、フェラーリとは戦える位置にいると思います。もし土曜日に雨が降れば、皆にチャンスはあると思うのですが、チームはここモナコでいつも強さを発揮しています。まだ改善できることはあるので、予選でいいグリッドを獲得するために、土曜日にはさらなるパフォーマンスを発揮できるよう準備していきます。チーム一丸となって全力を尽くします」
マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
「マシンのバランスにはとても満足していますし、今日はまあまあな一日でした。FP2で皆が2セット目のタイヤでの走行を始めていたとき、デブリがエアボックスに飛んできたのが原因でラジエーターにダメージを負ってしまい、水漏れのトラブルが起きてしまいました。修復するのに走行時間を削ってしまうことになりましたが、全体的には問題なく、ペースもかなりよかったです。マシンに自信が持てるだけの周回を走ることはできました。両セッションで大幅に違ったセットアップを試すことができ、現状とても満足いく手応えを感じています。メルセデスは相変わらず速さを見せているので、ポールポジション獲得は難しいかもしれませんが、2番手と3番手の差が大きく開いているので、明日の予選ではその間に割って入ることは十分に期待できそうです」
関連:
・F1モナコGP FP2 結果:ハミルトンが最速&メルセデスが盤石のワンツー
・F1モナコGP FP1 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム
カテゴリー: F1 / ホンダF1
2019年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPがモンテカルロ市街地コースで開幕。モナコでは、カレンダー中で唯一、木曜日にフリー走行が行われる。
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、FP1でトップと0.059秒差の2番手タイムをマーク。FP2では車体側に水漏れが見つかり、修復に時間を取られたが、セッション終盤で走行を再開し、6番手で終えている。
チームメートのピエール・ガスリーはFP1で6番手につけると、FP2では4番手へポジションアップ。トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンも好調なペースを見せ、FP2では51周を走行して、レッドブルの2人に割って入る5番手とった。ダニール・クビアトは、FP1で13番手。FP2ではコースに合わせたセットアップ作業に取り組み、14番手となった。
モナコでは金曜日の走行セッションはないが、チームスタッフは土曜日のFP3と予選に向けて、本日のデータを見直し、さらなるパフォーマンス向上に取り組んでいく。
田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
「今日は通常の金曜日のセッションと同じく、このサーキットにあわせた最適化を進め、PUとしては順調な一日になりました。フェルスタッペン選手がFP2でのトラブルにより走行時間をいくらか失ったことは残念でしたが、それ以外は大きなトラブルなく4台とも無事にセッションを終えることができました。両チームともいいスタートが切れたのではないかと感じています。明日の金曜はモナコの伝統通り、セッションのない一日になります。分析の時間はたっぷりあるので、土曜の予選に向けて万全の準備を進めます」
アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
「今日はチームにとっていい初日を迎えることができました。このサーキットはとても楽しくて大好きなコースです。マシンは正しい方向へ持ってこられていると思うので、今日得たデータからさらに理解を深めていければ、土曜日に向けてよりよいセッティングが見つけられるはずです。午後のセッションはいくつか調整をして臨んだのですが、マシンの感触はとてもよかったです。土曜日に向けて他のチームも改善してくるはずなので気は抜けませんが、トップ5で一日を終えることができて、とても満足しています!」
ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
「僕にとっては、なかなかいい感触を得られた一日でした。予定していたテスト項目をすべてこなすことができましたが、まだなにかが足りないと感じており、それを解明するにはわずかな時間しかありません。改善に向けてなにができるかをチーム一丸となって見つけだし、土曜日まで取り組み続けます」
ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
「今日の結果にはとても満足しています。FP1は少し苦戦していましたが、FP2で行った変更によってマシンの感触が改善され、ロングランもすごくよかったです。予想していた通り、メルセデスはとても速く、追いつくのに遠い存在ではあるのですが、フェラーリとは戦える位置にいると思います。もし土曜日に雨が降れば、皆にチャンスはあると思うのですが、チームはここモナコでいつも強さを発揮しています。まだ改善できることはあるので、予選でいいグリッドを獲得するために、土曜日にはさらなるパフォーマンスを発揮できるよう準備していきます。チーム一丸となって全力を尽くします」
マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
「マシンのバランスにはとても満足していますし、今日はまあまあな一日でした。FP2で皆が2セット目のタイヤでの走行を始めていたとき、デブリがエアボックスに飛んできたのが原因でラジエーターにダメージを負ってしまい、水漏れのトラブルが起きてしまいました。修復するのに走行時間を削ってしまうことになりましたが、全体的には問題なく、ペースもかなりよかったです。マシンに自信が持てるだけの周回を走ることはできました。両セッションで大幅に違ったセットアップを試すことができ、現状とても満足いく手応えを感じています。メルセデスは相変わらず速さを見せているので、ポールポジション獲得は難しいかもしれませんが、2番手と3番手の差が大きく開いているので、明日の予選ではその間に割って入ることは十分に期待できそうです」
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