F1 ホンダF1 ロシアGP
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第16戦 ロシアGPへの意気込みやパワーユニットのアプローチなどを語った。

公道とクーロズドコースが混在したソチ・オートドロームはグリップが優れていて、ドライバーの限界への挑戦によってハラハラするような光景が繰り広げられる。高速での戦いが予想され、パワーユニットの性能が重要になる。

「今週末はロシアGP、続いて連戦で我々のホームレースとなる鈴鹿に向かいます」と田辺豊治はコメント。

「例年春先に開催されていたロシアGPですが、今年は秋の開催に変更となりました。ただ、予報では気温は20℃半ばと、穏やかな天候が続くようです」

「レースが行われるソチ・オートドロームは、ソチオリンピックが開催された敷地に設置され、一部公道も含んだサーキットです。荒れた路面が多いストリートサーキットにしては珍しく、路面が非常にスムーズなために、タイヤには優しいと言われています」

「多くの鋭角コーナーがあり、トラクション性能とドライバビリティーが重要となる一方、ストレートの長さやスロットル全開頻度が比較的高いという、相反する側面を持ち合わせたサーキットです」

「この特徴に対して最適なセッティングを見出し、鈴鹿に向けて弾みをつける意味でもいいレースをしたいと思います」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1ロシアGP