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ホンダのF1パワーユニットは、F1カナダGPで導入される新スペックで“かなりの前進”を果たすと噂されている。

マクラーレンとの3年間でホンダのF1パワーユニットは特にストレートで弱く、その非力さが酷評されてきた。ただ、今季ルノーのF1パワーユニットを搭載したマクラーレンはストレートで遅い傾向を引きずっており、一概にホンダのエンジンが原因ではなかったのではないかとの見方がなされている。

それでも昨年末に報じられた各メーカーのパワーユニットの馬力は、メルセデスが949馬力、フェラーリが934馬力、ルノーが907馬力、ホンダは860馬力と報じられていた。

今季、メルセデスとフェラーリは1000馬力に近づいているとされ、ホンダとルノーも900~950馬力までパワーをアップさせたと考えられている。

今週末のF1カナダGPでは、全エンジンメーカーがアップデートを投入するとされており、ホンダはその中でも最大の40馬力アップを果たすと噂されている。

トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるブレドン・ハートレーは「正確な数値はわからない。ホンダやトロロッソに聞いてみた方がいいと思う」と AS にコメント。

「でも、相当なステップを果たすはずだと思っている」

チームメイトのピエール・ガスリーは「金曜日まで待って、どのような違いがあるかを正確に見極めてみるつもりだ」とコメント。

「F1では期待通りにいかないときもあるけど、うまくいくときもあるので、様子を見てみたい。でも、今回の改善にはとても興奮しているよ」

2019年以降のエンジンサプライヤーが決定していないレッドブル・レーシングは、パワーセンシティブなジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで、ホンダとルノーのアップデート版パワーユニットを比較して、どちらのメーカーのエンジンを搭載するかを決めるとされている。

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1カナダGP