F1 トロロッソ ホンダF1 ショーン・ゲラエル 本田技研工業
ホンダF1の副テクニカルディレクターを務める本橋正充が、F1バルセロナテスト1日目のトロロッソ・ホンダの作業を振り返った。

トロロッソ・ホンダは、F2ドライバーのショーン・ゲラエルがステリングを握って初日の作業を開始。しかし、午前中の最後にシャシー側で問題が発生し、パワーユニットの一部がダメージを受けた可能性があったため交換を決断。

交換に時間がかかったことで、コースに復帰できたのは残り20分の時点。最終手に50周の走行に留まった。

「今回の2日間のテストにおける我々の目的は、今後に向けてPU関連のいくつかの新しいアイデアを試すことです」と本橋正充はコメント。

「ただ、残念ながら今日は午前中の最後にシャシー側で発生した問題の影響により、PUの一部がダメージを受けた可能性があったため、PU交換を決断しました。そのため、午後はほとんど走行が出来ない形になりました」

「それでも50周の走行は重ねられましたし、ゲラエル選手をトラックに戻すために素晴らしいスピードで作業を完了させたトロロッソ、ホンダ双方のメカニックはいい仕事をしてくれました」

「今日の走行から得られたデータを活かしつつ、明日のセッションで少しでもプログラムの遅れを取り戻せるよう、チームと一緒に夜を徹した作業を続けます」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1