ホンダF1 「メキシコの標高はPUに異なるアプローチが必要になる」
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務めるエリック・ブーリエ、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエがF1メキシコグランプリへの展望を語った。
前戦F1アメリカグランプリの週末は優れたパフォーマンスを発揮していたマクラーレン・ホンダだが、決勝日にはホンダのパワーユニットにトラブルが多発。
フェルナンド・アロンソはポイント圏内を走行中にMGU-Hの故障でリタイア。ストフェル・バンドーンは、パワーユニット交換による大幅なグリッドペナルティによって最後尾のスタートを余儀なくされてポイントに手が届かなかった。
F1メキシコグランプリでは、フェルナンド・アロンソのパワーユニット一式を交換することで後方からのスタートとなり、ストフェル・バンドーンにもトラブル発生の懸念があるため、厳しい週末が予想されている。
ホンダF1の長谷川祐介は「アメリカでの非常に期待外れな週末を終え、我々は今、国境を越えてメキシコにいます」とコメント。
メキシコでは9月にマグニチュード7.1の大地震が発生。300名以上の死者が出た。長谷川祐介は「まず、震災で命を落とした人々に哀悼の意を表するとともに、被災者全員に心からお見舞い申し上げたいと思います」とコメント。
「F1カレンダーにメキシコGPが復帰してから3年が経ちました。我々はいつも素晴らしいメキシコのファンの前で明るいラテンの雰囲気でレースをすることを楽しんでいます。ホンダ・デ・メキシコの同僚からの温かいサポートにも感謝しています」
「アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスは、標高2,300に位置する非常に独特な場所です。空気が薄いため、パワーユニットからパワーを抽出するには他のサーキットとは非常に異なアプローチが必要になります。加えて、ロングストレートがあるので厳しいチャレンジに直面することになると思います」
「しかし、厳しい状況は他のチームも同じですし、過去2年間に収集したデータを利用して、ベストなレース戦略を練っていきます」
「メキシコの人々にとって非常に厳しい状況でのレースであることは明らかであり、彼らのために良いショーをお見せできることを願っています」
マクラーレンのエリック・ブーリエは「まず、私自身とチーム全体を代表して、9月にメキシコで発生した恐ろしい地震によって被害を受けて数百人の人々に哀悼の意を表したい」とコメント。
「メキシコシティは我々がすぐに訪れることを愛する場所になった。毎年、我々が訪れるたびにメキシコの友人たちから受ける寛大なおもてなしを認識しており、今週末は犠牲者に対する我々の連帯感とサポートを示せることを願っている」
「勝利は約束できないが、オースティンでそうしたように、もちろん、我々は難しい環境でやれるすべてを出し切って戦っていく」
「フェルナンドは先週末に直面したパワーユニットの問題によってペナルティを受けなければならない可能性が高く、彼は後方グリッドから勇ましい戦いのためにすでに準備を進めている。ストフェルの週末がどのように展開するかはまだわからないが、彼にとって多くの週末のなかで2つ目の新しいトラックで最高のチャンスを与えていくつもりだ」
「コンディションも全チームにとって厳しい。メキシコシティの暑さと湿度の高さ、そして、標高が相まって、通常よりも冷却とエンジンパフォーマンスはさらにチャレンジとなる。我々はレースをした過去2年間からそれらの特性について多くのことを学んでおり、来週末はそれをうまく生かせることを期待している」
「今週末はポイントテーブルで大きな前進を果たせるとは思わないが、我々は決して諦めないし、このチャレンジングなダブルヘッダーで出来る限りベストな結果を残すために全力を尽くしていく」
関連:2017 F1メキシコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
カテゴリー: F1 / ホンダF1
前戦F1アメリカグランプリの週末は優れたパフォーマンスを発揮していたマクラーレン・ホンダだが、決勝日にはホンダのパワーユニットにトラブルが多発。
フェルナンド・アロンソはポイント圏内を走行中にMGU-Hの故障でリタイア。ストフェル・バンドーンは、パワーユニット交換による大幅なグリッドペナルティによって最後尾のスタートを余儀なくされてポイントに手が届かなかった。
F1メキシコグランプリでは、フェルナンド・アロンソのパワーユニット一式を交換することで後方からのスタートとなり、ストフェル・バンドーンにもトラブル発生の懸念があるため、厳しい週末が予想されている。
ホンダF1の長谷川祐介は「アメリカでの非常に期待外れな週末を終え、我々は今、国境を越えてメキシコにいます」とコメント。
メキシコでは9月にマグニチュード7.1の大地震が発生。300名以上の死者が出た。長谷川祐介は「まず、震災で命を落とした人々に哀悼の意を表するとともに、被災者全員に心からお見舞い申し上げたいと思います」とコメント。
「F1カレンダーにメキシコGPが復帰してから3年が経ちました。我々はいつも素晴らしいメキシコのファンの前で明るいラテンの雰囲気でレースをすることを楽しんでいます。ホンダ・デ・メキシコの同僚からの温かいサポートにも感謝しています」
「アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスは、標高2,300に位置する非常に独特な場所です。空気が薄いため、パワーユニットからパワーを抽出するには他のサーキットとは非常に異なアプローチが必要になります。加えて、ロングストレートがあるので厳しいチャレンジに直面することになると思います」
「しかし、厳しい状況は他のチームも同じですし、過去2年間に収集したデータを利用して、ベストなレース戦略を練っていきます」
「メキシコの人々にとって非常に厳しい状況でのレースであることは明らかであり、彼らのために良いショーをお見せできることを願っています」
マクラーレンのエリック・ブーリエは「まず、私自身とチーム全体を代表して、9月にメキシコで発生した恐ろしい地震によって被害を受けて数百人の人々に哀悼の意を表したい」とコメント。
「メキシコシティは我々がすぐに訪れることを愛する場所になった。毎年、我々が訪れるたびにメキシコの友人たちから受ける寛大なおもてなしを認識しており、今週末は犠牲者に対する我々の連帯感とサポートを示せることを願っている」
「勝利は約束できないが、オースティンでそうしたように、もちろん、我々は難しい環境でやれるすべてを出し切って戦っていく」
「フェルナンドは先週末に直面したパワーユニットの問題によってペナルティを受けなければならない可能性が高く、彼は後方グリッドから勇ましい戦いのためにすでに準備を進めている。ストフェルの週末がどのように展開するかはまだわからないが、彼にとって多くの週末のなかで2つ目の新しいトラックで最高のチャンスを与えていくつもりだ」
「コンディションも全チームにとって厳しい。メキシコシティの暑さと湿度の高さ、そして、標高が相まって、通常よりも冷却とエンジンパフォーマンスはさらにチャレンジとなる。我々はレースをした過去2年間からそれらの特性について多くのことを学んでおり、来週末はそれをうまく生かせることを期待している」
「今週末はポイントテーブルで大きな前進を果たせるとは思わないが、我々は決して諦めないし、このチャレンジングなダブルヘッダーで出来る限りベストな結果を残すために全力を尽くしていく」
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カテゴリー: F1 / ホンダF1