ホンダ
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久が、F1シンガポールGPへの抱負を語った。

新井康久 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
「ヨーロッパでの連戦が終わり、シンガポールからシーズン後半の遠征が再開します。ヨーロッパラウンドでは時差もないため、身体が自然と週末のグランプリ時間に順応していきますが、この週末からはアジアで2週連戦となります」

「シンガポールのコースは水辺に面した市街地コースで、F1の中でも数少ないナイトレースとなります。開催時刻はヨーロッパ時間ですが、実際は夜ということで、時差や昼夜逆転などといった環境の変化に対応するため、チームの準備は一層大変となります」

「シンガポールは9月中旬でも気温が30度以上で湿度も高いことから、ドライバーとチームにとって厳しいレースの一つで、コースは幅が狭く、バンピーで滑りやすい路面となっています。23のコーナーの中では90度のコーナーが多くトリッキーなレイアウトとなっているので、マシンにとってはパワーユニットのドライバビリティとターンインのしやすさ、そしてトラクションのかかり方が重要となってきます。チーム一丸となって市街地コースのセットアップをまとめたいと思います」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / マクラーレンF1チーム / F1シンガポールGP