ルイス・ハミルトン メルセデスF1退団にむけてチーム代表と処遇を議論
ルイス・ハミルトンは、メルセデスF1退団をめぐってトト・ヴォルフと話し合いをせざるを得なくなる日が近いことを認めた。

ハミルトンは今季限りでブラックリーを本拠地とするメルセデスを去り、大成功を収めたチームでの在任期間に幕を下ろすことになる。7度のワールドチャンピオンであるハミルトンは、2025年にカルロス・サインツの後任としてフェラーリに移籍する。

ハミルトンは新チームに機密を持ち込まないようにするため、メルセデスの2025年マシンに関する関与やブリーフィングから段階的に外されることになっている。

「どこかの段階でそうしなければならないだろうし、それはトトとの会話から始まるだろう。どうやってナビゲートすればいいのか分からないからね」とハミルトンはメディアに対し、自身の将来に関する話し合いについて問われた際に語った。

「シーズンのこの時期にこんな立場になったのは初めてだ」

「マクラーレンを去るときはシーズン終盤で、メルセデスに行ったのは12月になってからだった。シーズンが終わって初めてシートを調整したので、ここでも同じだろうと想像している」

「どうやって乗り越えればいいのか全く分からないけど、今はここで最高の結果を出したいし、全力を尽くしている」

ハミルトンは2024年シーズン開幕から苦戦を強いられ、開幕4戦でわずか10ポイントしか獲得できていない。今季限りでメルセデスと決別するものの、チームを離れる前にメルセデスを好転させる決意をしていると断言した。

「もちろん、将来への興奮はあるけれど、今は難しい局面を迎えている。それが僕の課題だ」とハミルトンは語った。

「どうすればトップに返り咲くことができるのか、どうすればみんなと協力できるのか、どうすれば報告会でより良い方向性を示すことができるのか。全力を尽くして考え出すつもりだ」

「僕は競争者であり、勝ちたいと思っている。来年のことを考えても、その助けにはならない」

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / メルセデスF1