ルイス・ハミルトン、ダブルイエロー無視の件はお咎めなし / F1サウジアラビアGP
F1サウジアラビアGPでポールポジションを獲得したメルセデスF1のルイスハミルトンは、F1サウジアラビアGPでの最終プラクティスで、ダブルイエローを無視した疑いで調査されたが、グリッド降格ペナルティを回避した。

スチュワードは、ルイス・ハミルトンの「オンボードビデオは、イエローフラッグが表示されておらず、ドライバーにイエローのライトが表示されておらず、ドライバーのステアリングに黄色の警告ライトが表示されていないことを明確に示している」としてお咎めなしとすることを決定した。

FIAレースディレクターのマイケル・マシは、FIAマーシャリングシステムのダブルイエローお警告が「偶然に」そして「1秒未満」に作動したとスチュワードに報告した。

スチュワードの裁定は「今年の他のインシデントとは異なり、ドライバーにイエローフラッグや黄イエローのライトが表示されなかった(システムが一時的にアクティブ化されたときにドライバーはすでにマーシャリングセクターにうまく入っていた)ため、規則違反は発生しなかった」とした。

また、FP3でハースのニキータマゼピンの進歩を妨害した件では、ルイス・ハミルトンは叱責、メルセデスに25,000ユーロの罰金が科された。

「ドライバーは、ターン2で9号車(マゼピン)が接近しているという10秒間の警告を受けた。チームによるコミュニケーションの失敗により、9号車が彼のそばに来るまで、ドライバーは別の警告を受けなかった」とスチュワードのレポートには記されている。

「スチュワードは、このサーキットが、追い越し車のアプローチを決定する方法としてミラーを使用することに関して、ドライバーに課題を提示することを受け入れている」

「スチュワードはこの機会を利用して、このサーキットの性質上、チームがドライバーと効果的かつ積極的にコミュニケーションをとることが不可欠であることを強調する。これは他のサーキットの先例と見なされるべきではない」

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