ルイス・ハミルトン、イエローフラッグ無視の疑いもお咎めなし / F1オーストリアGP予選
メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、F1オーストリアGPの予選Q3でチームメイトのバルテリ・ボッタスがコースオフした際にイエローフラッグのスローダウンを無視した疑いで審議対象となっていたが、スチュワードはお咎めなしとの結論を下した。

F1オーストリアGPの予選で、ポールポジションから0.12秒差の2番手タイムを記録したルイス・ハミルトンだったが、Q3の最後のアタック中にイエローフラッグで減速しなかった疑いがあるとしてスチュワードから事情聴取を受けた。

しかし、映像を確認した後、スチュワードはルイス・ハミルトンに不正行為はなかったと判断した

「ハミルトンは、ターン5でグリーンのライトパネルを通過したと述べました。ビデオ映像は、イエローフラッグとグリーンのライトパネルが同時に出ていたことを確認した。したがって、矛盾する信号がドライバーに示されていた。このことを考慮して、スチュワードはこれ以上の措置を講じないことを決定した」

ただし、スチュワードは、ルイス・ハミルトンがターン10の出口でトラックリミットを超えていたと判断し、Q3のタイムを抹消した。だが、1回目のタイムでも2番手であり、ハミルトンのグリッドポジションには影響せず、グリッドが確定した。


ルイス・ハミルトンは「ターン4から立ち上がると、かなりの埃が舞っていて、マシンがどの位置にいるのかもわかなかったけど、かろうじてバルテリがコースに戻ってきているのが見えた。幸い、それはラップに影響を与えず、彼はポジションを維持した」

「マシンは素晴らしかった。最高のラップをまとめることができなかったし、それができなかったのは自分の仕事だ。新しい計画を練って、懸命にプッシュするつもりだ」

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / メルセデスF1 / F1オーストリアGP