F1 ルイス・ハミルトン
5度のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、F1の現状をメルセデスのせいにするのはお門違いだと主張する。

2014年にF1がV6ターボハイブリッド時代に突入して以降、ダブルタイトルを5連覇しているメルセデスは、2019年シーズンも圧倒的な強さを見せている。今季は開幕から5戦連続1-2フィニッシュという前人未到の記録を続けている。

メルセデスは、すでにコンストラクターズ選手権で2位のフェラーリに96ポイント差をつけており、ドライバーズ選手権でもルイス・ハミルトンが、メルセデス以外で最上位のマックス・フェルスタッペンに46ポイント差をつけている。

「集中力を維持するのはかなり簡単なことだけど、他チームと競い合ってしているときほど楽しいものではない。それがF1の目的だからね」とルイス・ハミルトンはコメント。

「到着して、ベストな試合をもたらしてくれる他チームと競い合って、さらに2人のドライバーが戦いに絡んでくるのが楽しい。でも、そうでなければ、競技という観点ではあまりエキサイティングではないのは確かだ。チーム内でのレースは本来あるべきF1ではない。でも、今はそうなっているし、過去にもそのようなことはあった。でも、それは僕たちのせいではない。スタッフは自分たちの仕事を頑張っているだけだからね」

2019年にメルセデスが21戦で全勝できると思うかと質問されたルイス・ハミルトンは「誰にもわからないことだ。開幕5連勝でシーズンを始められるなんて思っていもいなかったし、それは全員にとって本当に励みになっている」とコメント。

「全員がまだ信じられないくらい懸命に努力をしているし、まだそれを見られるのは本当に素晴らしいことだ。本当に驚異的なグループだ。エンジニアの部屋に自信過剰になっている人は一人もいない」

「僕たちはクルマをどうやったら改善できるかしか話していない。彼らは建設的な批判なら気にしない。個人的なものとしては捉えていない」

「これまでで最強のチームだと思っている。それを打ち破るのは難しいだろうね」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / メルセデスF1