ルイス・ハミルトン F1 メルセデスAMG F1
F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンは、F1アブダビテストで試した新しいハイパーソフトコンパウンドは、ピレリがF1に復帰して以降で1番のタイヤだと語った。

2011年にF1の単独タイヤサプライヤーとして復帰したピレリだが、これまで耐久性の問題を含めてそれほど好評価を得られてはいない。

F1アブダビGPの週末で、ピレリは2018年シーズンのF1に導入するタイヤを発表。すべてのコンパウンドを1段階ソフトにするとともに、両端に2種類のタイヤコンパウンドを追加し、合計7種類のドライコンパウンドを導入する。

結果として、ウルトラソフト(パープル)に代わってハイパーソフト(ピンク)が最も柔らかいタイヤとなり、最も硬いタイヤとしてスーパーハード(オレンジ)が追加される。

F1アブダビテスト初日に2018年のピレリの新しいタイヤレンジを試したルイス・ハミルトンは、残りのコンパウンドについては“まだ少し硬すぎる”としつつも、ハイパーソフトについては称賛した。

「2018年のピレリタイヤに関して僕たちは初期段階として良い理解を得られた」とルイス・ハミルトンはコメント。

「第一印象としては、新しいハイパーソフトタイヤは、F1に復帰して以降にピレリが製造したなかで1番いいタイヤだと思う」

「他のコンパウンドは、僕の好みからすればまだちょっと硬すぎる気がするけど、僕たちは正しい方向に進んでいると思う」

ルイス・ハミルトンは、テスト初日に136周を走行して3番手タイムを記録。自分とメルセデスは“冬の間に正しい歩行に進むための多くのデータとフィードバックを得ることができた”と述べた。

一方、初日にハイパーソフトでトップタイムを記録したキミ・ライコネン(フェラーリは、2018年F1タイヤに“大きな違い”は感じなかったと述べた。

「大きな違いはないと思う。細かい部分では違うけどね」とキミ・ライコネンはコメント。

ハイパーソフトについて質問されたキミ・ライコネンは「フィーリングはいいし、ここでは明らかに良いグリッドを発揮していた。速いタイヤなのは確かだ」と語った。

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / メルセデスF1 / ピレリ