ハースF1チーム 「VF-23は多くのコンポーネントを完全に手直し」
ハースF1チームは、テクニカルディレクターのシモーネ・レスタが「大規模な手直し」と表現した2023年F1マシン『VF-23』のシェイクダウンを実施し、新車の初走行を完了させた3番目のF1チームとなった。

アルファロメオF1チームがバルセロナで、レッドブル・レーシングがシルバーストーンで行った100km走行テストに続き、ハースF1チームもノーサンプトンシャーの会場でVF-23を走らせた。

ハースF1チームが2月初旬に公開したマシンはカラーリングのみで、新タイトルスポンサーであるマネーグラムのお披露目として利用されたため、この日がVF-23の初お披露目となった。

限られた画像から、一見するとノーズの下側が切り落とされ、エンドプレートのデザインもわずかに変更されているように見える。

重要なのはサイドポッドで、昨年のフェラーリのものと似たスタイルになり、冷却インレットの形状はタイトルを獲得したレッドブルのRB18に似ている。

前年モデルのVF-22と比較した場合の主な変更点については、シモーナ・レスタはやや慎重な姿勢を見せている。

「2022年から2023年にかけて、すべての主要なエリアに介入することを検討している」

「我々は、昨シーズンのマシンのいくつかのコンポーネントを節約しようとしるが、マシンの空力パフォーマンスを向上させ、コンポーネントの重量を改善し、コンポーネントの品質を向上させるように努めている」

「マシンの大規模な手直しが行われた。いくつかのコンポーネントは根本的に変わっておらうz、2022年のマシンを発展させたものに見えるかもしれないが、非常に多くのコンポーネントを含む完全な手直しが行われている」

少なくとも、ハースF1チームは昨年に比べれば今シーズンの間にマシンをアップグレードしやすい状況にある。

新しい空力レギュレーションを採用して、順調なスタートを切ったハースF1t-ムは、たった1回のアップグレードでコンストラクターズ選手権8位を維持することができた。

今季はこの8位獲得による追加資金に加え、タイトルスポンサーやその他の新しいパートナーを加えた結果、ハースは初めて予算上限に達することになる。

シーズン中に何が期待できるかについて、シモーネ・レスタは「アップグレードに関しては、おそらくF1で最も "ファッショナブル "な議論の一つだと思うし、誰かのためにサプライズを台無しにするつもりはない」と語る。

「昨年よりも強力なアップグレードプログラムがあることは確かで、我々はまだそれに取り組んでいる最中であり、まさに初期段階にある」

「ローンチカーを定義したばかりなので、チームはそれに取り組んでいる。ロードマップはあるが、いつ何をするかを正確に言うのは言うのはまだ早い」



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カテゴリー: F1 / ハースF1チーム