ハースF1代表、ドライバーのクラッシュ多発に忍耐の限界?
ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、チームのルーキードライバーたちのコストのかかるクラッシュを多発させていることで、許容範囲の限界に近付いている。

最新の事故は、ミック・シューマッハ。F1ハンガリーGPのフリー走行3回目にターン11でウオールにヒットし、予選までにマシンを修復することができなかった。

今シーズン、ミック・シューマッハは土曜日にミスを犯している。モナコでも同様のシナリオとなり、F1グランスGPではハースF1の今シーズン唯一となるQ2進出を果たしたが、Q1の終了間際にクラッシュしたことで、Q2で走行することができなかった。

ハースF1はmグリッド上のライバルの大多数ほど財政的に強い立場になく、マシンへのダメージは予算を食いつぶすことになる。そして、チーム代表のシュタイナーは、ミック・シューマッハとニキータ・マゼピンによって引き起こされる修理作業に忍耐力の一部を失い始めている。

「過去5レースでミックにはかなりの数の大きなクラッシュがあった」とギュンター・シュタイナーは語った。。

「スピンなどがあれば、このようなことが起こる。だが、これらの事故はかなり重い。多くのお金がかかることであり、正当な理由はない」

「なので、我々はそれに取り組む必要がある。当然ながら、予算は予算であり、それに従う必要がある。このような事故を起こしたときは、常にそれを回避する方法のアイデアを持っている必要がある」

「現時点では、明らかにそう感じているが、それでも対処することはできる。だが、すぐにっ我々はこれを克服するための新しい方法を見つなければならない立場になる。彼らは少し頻繁に起こし過ぎているし、重くなりすぎている」

ミック・シューマッハのチームメイトは”マゼスピン(Mazespin)」というニックネームをつけられたが、公平を期せば、彼は最近マシンをクリーンに保っている。

「我々はミスが多すぎる。それが問題だ。ニキータを守るために言えば、過去数戦の彼の振る舞いは非常に良かったので、複数形を使うべきではない」とギュンター・シュタイナーは付け加えた。

「彼はとてもうまくやった。彼は何のダメージも何も負っていない。ミックは過去数レースでいくつかアクシデントがあったし、我々はもっとうまくやる必要がある」

「我々サイドとしては、お金をどのように使うかを計画する必要がある。我々はパーツとお金に対しては自分たちがどうなっているかを正確に把握している」

「しかし、ドライバーに対処できることは、主に座って全体像をもう一度説明するだけだ。時にはリスクを冒す必要があるが、リスクを冒すのは機会があるときだ。現時点では、FP3でこういったリスクを冒すべきではない」

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カテゴリー: F1 / ハースF1チーム / ミック・シューマッハ / ニキータ・マゼピン