F1 ハースF1チーム
ハースF1チームのプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、F1スペインGPであわや同士討ちのバトルを展開したロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンとレース直後に“誤解を解く”ための会議を行ったことを明らかにした。

レース終盤のセーフティカー後のリスタートで、7位を争っていたハースF1チームのドライバーは1コーナーで接触。ケビン・マグヌッセンがインを突き、左リアタイヤとロマン・グローjッヤンの右フロントタイヤが接触した。

ロマン・グロージャンは、ターン2を直進せざるを得ず、ランオフエリアで縁石を乗り越えてコースに復帰。数周後に再びケビン・マグヌッセンと絡み、結果的にそれがきっかけとなって順位を下げ、10位でレースをフィニッシュすることになった。

ギュンター・シュタイナーは、フィニッシュ後にロマン・グロージャンに無線で“落ち着く”ように指示していたと明かし、レース直後すぐに二人のドライバーを探し出してミーティングを行ったと語った。

「レース直後に両方のドライバーと話をした。わだかまりを解いておきたかった」とギュンター・シュタイナーは述べた。

「我々は誤解を解けたし、もう問題はない。彼らには『どちらが悪いかを決めるために深夜までビデオを見るようなことはしない』と伝えた」

「ここから学び、前に進む必要がある。かなりラッキーだった。いくつかポイントを失ったかもしれないが、最終的には2台揃ってポイントを獲得できたからね。それは常に良いことだ」

「彼ら二人の間の関係は良好だ。以前からそうだったし、どちらかが一方に不満を抱くようなことはないことを確認したかった」

ギュンター・シュタイナーは、話し合いは15分程度続き、二度とあのような状況を起こらないようにすることで合意したが、どこかの時点でまた繰り返さないとは“約束”することはできないと認める。

「全体のシナリオとして実際よりも悪く見えたと思う」とギュンター・シュタイナーはコメント。

「彼らは私が言ったことを受け入れた。我々はお互いの目を見て同意した。我々はそれを終わらせ、わだかまりを解いた。もう大丈夫だ。以前と同じように進んでいく」



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カテゴリー: F1 / ハースF1チーム / F1スペインGP