F1 ハースF1チーム
ハースF1チームは、F1ハンガリーGP後にブダペストで予定されている2日間のインシーズンテストに参加しないことを決定した。

ハースF1チームは、2018年最高のインシーズンテストをスキップすることに決定した理由として、6週間で5レースを開催するという過酷なスケジュールを挙げている。ハースF1チームはF1イギリスGP後にもピレリのタイヤテストを担当するために2日間シルバーストンに残っていた。

インシーズンテストを欠席することにより、ハースF1チームはその後の夏の休業期間を前に少しの時間を稼ぐことが可能となる。

「ハースF1チームは、ハンガリーのテストに参加する代わりに、その時間を使って最近シルバーストンで行ったピレリタイヤのテストで受け取ったデータ、過去のグランプリ、そしてシミュレーター作業で得たデータを分析していく」とチーム代表のギュンター・シュタイナーはコメント。

「ドライバーが収集したデータは、我々のマシンで彼らのドライビングスタイルに直接的に適用できるものであり、6週間で5レースというこの流れの中で、我々はファクトリーで時間を過ごすことが最善であると判断した」

ハースF1チームは、この決定はF2選手権でトライデントから契約を解除された開発ドライバーのサンティノ・フェルッチの件とは無関係だとしている。

ハースF1チームは、F1スペインGP後のインシーズンテストで2人のレギュラードライバーを走らせたていたため、レギュレーションによってブダペストでは若手ドライバーを走らせなければならないことになっていた。

ギュンター・シュタイナーは、ハースF1チームはサンティノ・フェルッチについての判断を先延ばしにしていると語る。

「何も説明するつもりはない。我々は実際に何が起こったのか、どういった話なのかを調べているところだ。全関係者に話を聞く必要がある。我々がコメントには時期尚早だ」とギュンター・シュタイナーはコメント。

「今はこのレースと次のレースのために時間を費やした方が堅実だと思う。夏休みになれば時間も取れるはずだ。それは今の私のプライオリティリストのトップではない。だが、決して無視しているわけではない。しかし、とにかくコメントするには早すぎるし、もう少し詳細を調べて、明白な全体像を掴めるまでこのままにしておきたい」

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カテゴリー: F1 / ハースF1チーム