ジョージ・ラッセル F1中国GP予選「信じられないようなフィーリング」

オーストラリアではカオスと化したとした状況をうまく利用して表彰台に上ったジョージ・ラッセルは、上海では予選の最終のス秒で、またしても予想外のトップランナーとして頭角を現した。
ほとんどのドライバーがラップタイムを更新できなかった中、ラッセルは例外的に好調で、最後のアタックで順位を上げ、ポールポジションのオスカー・ピアストリからわずか0.082秒差の2位で予選を終えた。
ルーキーのチームメイト、キミ・アントネッリは8位にとどまり、トップ10は1秒以内にひしめく大接戦となった。

セッション後、ラッセルは「正直、信じられないようなフィーリングだ。 長い間やってきた中で最も難しい予選セッションのひとつだった」とコメント。
「タイヤや準備について、あらゆることを試してみたが、うまくいかないように思えた。そして最後のラップでまったく異なることをやってみたところ、すべてがうまくいったんだ。あのラップは最高だった」
「最後のラップは運が良かった。ターン1で危ない瞬間もあったが、すべてうまくいった。ゴールラインを越えたときは本当に驚いたよ」
「良いラップだったのは分かっていたが、マクラーレンの間にいたなんて...。とにかく興奮しているし、明日が待ちきれない」
「厳しい戦いになるだろう。マクラーレンが速いのは分かっているが、今の位置をキープするか、あるいは彼らを追い越せるよう全力を尽くすつもりだ」

キミ・アントネッリも同様に、特に先週末のメルボルンでのデビュー戦で4位でフィニッシュしたことを受け、フィールドを駆け抜けることを強く望んでいるようだ。
「今日のペースはシングルラップとしては良かったと思う。ただ、ウォームアップでは特に、少し散らかっていた」と予選後にアントネッリは説明した。
「正しいバランスを見つけ、タイヤから最高のグリップを引き出すのは本当に難しかった」
「間違いなく、ラップ中にもいくつかのミスを犯した。Q3の最終コーナーでコースアウトしたことも、ラップタイムに影響を与えたと思う」
全体的には少し残念だが、明日はレースが長いし、そこから何か良いものを作り上げられることを期待している」
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