ジョージ・ラッセル、第2戦で2基目のメルセデスパワーユニットを搭載 / ウィリアムズF1 シュタイアーマルクGP
ウィリアムズF1のジョージ・ラッセルは、今週末の第2戦F1シュタイアーマルクGPで新品のメルセデスのパワーユニットを搭載する。

先週末の開幕戦F1オーストリアGPで、ジョージ・ラッセルは12番手まで順位を上げていたが、49周目にエンジントラブルに見舞われてコース上にストップ。レースにスパイスを加えた2回目のセーフティカーの原因になった。

レース後、レッドブル・リンクで最初の評価を行い、ウィリアムズF1はトラブルの原因は燃圧の問題だたと説明。チームはジョージ・ラッセルにエンジンを切るよう指示していた。

その後、ジョージ・ラッセルのパワーユニットは、ブリックスワークのMercedes-AMG High Performance Powertrains (HPP)に戻され、調査の結果、ギアドライブの故障があったことが発覚。ジョージ・ラッセルのマシンは、フリー走行1回目にリザーブドライバーのジャック・エイトケンがドライブする前に新品のICE(エンジン)、MGU-H、ターボチャージャーが搭載される。

まだコンピーネントの制限基数を超えていないため、第2戦でジョージ・ラッセルのグリッドポジションに影響することはないが、エンジンペナルティに一歩近づいたことになる。

この問題はジョージ・ラッセルのエンジン固有のものと理解されており、第1戦で他のマシンが使用したメルセデスのパワーユニットに懸念はないとしている。

F1オーストリアGPでは、レーシング・ポイントF1チームのランス・ストロールもメルセデスのF1エンジンがパワーを失い始めたためリタイア。だが、その後、問題はPUに関連したものではなく、PUに故障はなかったため、ブリックスワースには戻されなかった。

2020年のF1世界選手権の初戦となったオーストリアGPでは、9台がリタイアした。ジョージ・ラッセルのチームメイトであるニコラス・ラティフィは11位でレースを終え、あと一歩ポイントに届かなかった。

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / ウィリアムズ・レーシング / メルセデスF1 / F1オーストリアGP