フランコ・コラピント アルピーヌF1“デビュー”がスポンサーの失言で発覚か?
フランコ・コラピントが近くアルピーヌF1チームで「デビュー」を果たす可能性が浮上している。きっかけは、同選手のスポンサー企業であるYPF社のCEO、オラシオ・マリン氏による“マイクの切り忘れ”による発言だった。

この発言は、アルゼンチンのニュースチャンネル「A24」に出演中に起きたもの。マリン氏は番組内でコラピントのアルピーヌでのデビュー時期を問われ、「分からない」と繰り返していた。

しかし番組終了間際、カメラは切り替わったもののマイクがまだオンの状態で、「イモラで」と口にした声がそのまま放送されてしまった。

21歳のコラピントは今シーズン、ウィリアムズからアルピーヌに移籍し、テスト兼リザーブドライバーとして契約。昨年はウィリアムズで9戦の印象的なカメオ出場を果たしており、以前からアルピーヌの正ドライバーであるジャック・ドゥーハンのシートを脅かす存在として注目されていた。

当初は、ドゥーハンに与えられるチャンスが「5~6戦」と限られているという噂も広まっていたが、最近ではチーム首脳陣が彼にもう少し猶予を与える姿勢に変わってきたとされていた。

しかし今回のマリン氏の発言により、そうした見方にも再び疑問符が付けられている。次戦の第7戦エミリア・ロマーニャGP(イモラ)はマイアミGPの次に開催される予定であり、「デビュー」という言葉が何を意味するのか――フリー走行での出走か、それとも本格的なレースデビューか――その詳細は現時点では明らかになっていない。

アルピーヌおよびコラピント陣営からの公式コメントは、今のところ出ていない。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / フランコ・コラピント / アルピーヌF1チーム