KERS
FOTAは、2011年のKERS復活の可能性について水曜日に議論を行った。

ウィリアムズのテクニカルディレクターであるサム・マイケルは、フェラーリとルノーが100万ユーロで既存のKERSを他チームに提供する提案をしたことを明らかにした。

「ルノーは、グリッドでKERSを求める誰にでも供給するつもりだ」とサム・マイケルはBBCにコメント。

「フェラーリは、フェラーリエンジンを搭載するチームに供給するつもりだ」

サム・マイケルのコメントは、ウィリアムズがフライホイール式KERSを開発するウィリアムズ・ハイブリッド・パワー社の持ち株比率を78%まで増やすとの発表を受けてのもの。

2011年にKERSが復活すれば、ウィリアムズは独自のKERSシステムを使用するつもりだとみられている。

しかしサム・マイケルは、フェラーリとルノーの100万ユーロKERSは、2009年に使用したユニットよりもパワフルにして欲しいと考えており、そうでなければ「この段階ではコミットされない」と語る。

KERSは現在のテクニカルレギュレーションですでに認められているが、昨年FOTAメンバーは、2010年にKERSを搭載しないことで合意している。

サム・マイケルは、来週末のスペインGPまでに問題はまとまるだろうと語る。

「バルセロナまでにFOTA役員は2011年のKERSについての決定をすると思う。現時点では意見は割れている」

関連:KERS

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / FOTA