VJM01のシェイクダウンを行ったフォース・インディア(画像)
フォース・インディアは25日、バルセロナでのテストを開始。2台のVJM01がトラックデビューした。初日はエイドリアン・スーティルとトニオ・リウッツィがステアリングを握り、マシンのシェイクダウンを行った。

両ドライバーは、VJM01のデビュー走行と同時に、新しいエアロパッケージの挙動を理解することに集中した。チームは、マシンのバランスを最大限に引き出すために異なるセットアップオプションでの作業を行い成果を得た。

スーティルは62周を走行し9番手タイムとなる1分23秒091、リウッツィは43周を走行し12番手となる1分23秒239を記録するなど、競争力のある走りをみせた。

明日は、スーティルに代わりジャンカルロ・フィジケラがテストを行う予定である。

エイドリアン・スーティル
「今日は、悪い1日ではなかった。マシンは大きな問題もなく走ったと思うし、最終的にはバランスもかなり良くなったよ。初めはタイヤの温度、それから内圧など、いくつか小さな問題があり完璧ではなかったが、満足するべきだ。もっと良くなると感じているし、新車での初日の結果は自信になった」

ビタントニオ・リウッツィ
「午後に問題が起きてしまい、あまり多く走れなかったので、難しい1日だった。残念なことに天気もあまり良くなかったね。コンディションを考えれば、バランスはOKだね。ドライで走った数ラップでは、去年のクルマから進化しているように思えた。もう少しバランスがよくなるだろうし、セッティングへの理解も深めなければならないが、ドライでの数ラップの感触はとてもよかったよ」

マイク・ガスコイン (チーフ・テクニカル・ディレクター)
「今日は、今までテストしていない新しいパーツとエアロパッケージの走行であったが、とても生産的な一日となった。我々はオーストラリアで使用するエアロパッケージの60%で走行し、うまくいった。赤旗中断や悪天候にもかかわらず、エイドリアンはよいラップを重ねた。残念ながらトニオのマシンはお昼に予定外のエンジン交換をしなければならず、彼の走行時間は短くなってしまった。当初、両ドライバーは、いくらかアンダーステアの問題を抱えていたが、終盤にはそれを理解できた。テストの初日としてはすべてがうまくいった。明日はもっとよくなると思う」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / フォース・インディア