国際自動車連盟 牧野任祐 フォーミュラ2 ヘイロー
FIA(国際自動車連盟)は、ヘイロー(Halo)が牧野任祐を怪我から守った可能性のあるフォーミュラ2 第3戦バルセロナのレース2で事故を検証していくとしている。

レースでは、福住仁嶺と牧野任祐の日本人同士の接触事故が発生。福住仁嶺のマシンは牧野任祐のコックピット付近に乗り上げ、マシンにはヘイロー周辺に大きなタイヤ痕が残され、奇しくも日本人が絡んだこの事故がヘイローがドライバーを事故から救った最初の事例として注目を集めている。

FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは「そうだね。調査を実施していく予定だ」とコメント。

「写真から判断すれば、ヘイローがなければ、結果は深刻なものになっていたと思われる。まだ、それは私の最初の結論に過ぎない」

「だが、ヘイローについてタイヤ痕は、システムテスト中で負荷を2倍にした部分から始まっている。たとえ、彼の生命を脅かすものではなかったとしても、事故の結果が悪化していた可能性があることは明らかだ」

ヘイローによって命を救われたと思うかと質問された牧野任祐は「そう思います」とコメント。

「このクルマを初めてテストしたときは、ヘイローはいいとは思いませんでした。何かを見るのが難しいですからね。でも、今日はヘイローに救われました」

「何が起こったのかはわかりませんが、ヘイローがなければ、タイヤは僕のヘルメットに当たっていたと思います。ヘイローが僕の大きな助けになったことは大きな驚きでした」

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)