フラビオ・ブリアトーレと弁護士
FIAは、フラビオ・ブリアトーレがFIAに対して処分の撤回と100万ユーロの損害賠償を求めている裁判について情報が漏洩したことを非難している。

フラビオ・ブリアトーレは、昨年シンガポルGPの“クラッシュゲート事件”により、モーターレース界から永久追放の処分を受けた。

しかし、“The Guardian”紙に、11月24日(火)にパリの最高裁判所で行われる聴聞会に関する文面の抜粋が掲載された。

この文書では、FIA前会長であるマックス・モズレーが、ブリアトーレにペナルティーを科すという「個人的な報復という強い欲望のため、盲目的に」なっていたと主張されている。

これに対し、FIAはリリースを発表。情報が漏洩したことを強く非難した。

「FIAは、パリの大審裁判所に対するブリアトーレ氏の訴答書面の抜粋が一部漏洩したことを非難する」

「FIAは、漏えいした文書の中にあった主張について否定し、ブリアトーレ氏に対する処罰は、世界モータースポーツ評議会のメンバーの圧倒的過半数によって決定されたことを確認する」

「フランス法廷の権威を尊重し、審問前にFIAがこの件についてさらにコメントするのは不適切であると考えている」

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)