FIA会長 「自動車メーカーはF1撤退を強いられるかもしれない」
FIA会長のジャン・トッドは、新型コロナウイルスのパンデミックによってF1およびモータースポーツは新たな現実に直面しており、新しいアプローチが必要であると語る。

ジャン・トッドは、F1のコストはいまだ“途方もない”ものであり、F1チームとシリーズを存続させるためにはさらなる削減が必要であり、F1だけでなく、モータースポーツ全体を再調整する必要があると語る。

ジャン・トッドは「現在、自動車メーカーにとっての最優先事項はレースの継続性を確保することだとは思わない」と語った。

「私は皆がとどまってくれることを望んでいる。そのため、我々は皆に耳を傾けなければならない。大企業であっても当たり前のことはなど何もない」

「だから、我々はすべてを考慮しなければならない。我々は謙虚でなければならない。我々はモータースポーツを愛しているが、社会にとって不可欠なものではない。したがって、適切な選択、適切な決定を行う必要がある」

「時間がかかるだろうし、カムバックを果たせると思う。もっとよくなって戻ってくることを本当に望んでいる」

「多くのチーム、サプライヤー、メーカーが彼らのプログラムを見直す必要があるかもしれないと思う。彼らは止めることを強いられるかもしれない」

「あまり信頼しすぎるようなことはしたくないが、チームオーナーやチームスポンサーの何人かがモチベーションを維持してくれることを願っている」

「我々は彼らを落胆させないようにする必要がありる。彼らは 『結局のところ、目的は何だ? まだそれが好きだろうか? まだ必要だろう?』と言う可能性だってある」

「だから、我々は彼らに彼らがまだそれを好きであり、彼らがまだそれを必要としていることを確実とするように彼らを奨励しなければならない。その点に関して、我々には責任がある」

現在、F1はチーム存続のために予算上限のさらなる引き下げについて話し合っている。ジャン・トッドは、新型コロナウイルス危機は、F1の未来をより良くするための機械だと語る。

「それぞれの災害で、それぞれの危機には多くの悪いことがあるが、いくつかの良いこともある」とジャン・トッドは語る。

「良いことには、将来のために物事を改善する機会があることだ。そして、主にF1のコストはある程度のいくつかの高さに達した。私にとってはそれは合理的ではなく、対処する必要がある」

現在、F1が直面している重要な問題は、いつシーズンを再開できるかだ。すでに序盤9戦の延期・中止が決定しており、数戦がそれに続くと考えられている。

しかし、ジャン・トッドは、F1のCEOであるチェイス・キャリーの楽観主義を共有している。

「開始できることがわかれば、実際に我々は月に2~3回のグランプリを見ることができると思う」とジャン・トッドは語る。

「7月/8月に開始して12月まで行う場合には6か月あり、6に3を掛けた値になる」

ジャン・トッドは、新しいF1カレンダーが2021年まで続くものになるとは考えてないが、考えられるすべてのオプションを検討する予定であると語る。

「それは議論されたものであり、いくつかは商業的権利保有者の手の中にあるものである。つまり、我々統治機関としては、“イエス”または“ノー”と言うだけの決定だが、そうなる(2021年までまたがって開催される)可能性は低いと思う」

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カテゴリー: F1 / FIA