F1:2021年限りのコンコルド協定を締結?
F1では、2021年のコンコルド協定に関する交渉が膠着状態となっている。

F1とチームとの間で収入の分配とガバナンス構造を決定する現在のコンコルド協定は2020年末で失効するが、新型コロナウイルス危機に襲われるまで、新たな契約についての話し合いは順調に進んでいた。

しかし、突然、レースはなくなり、F1のナスダック株価は急落した。

「どのチームも5年間サインアップする前に、この危機を乗り切ることができるかどうか我々全員が知る必要がある」と匿名のF1チーム代表は Auto Motor und Sport に語った。

「現在、このトピックに関する話はない。今すぐにすべき重要なことが他にある」

実際、4月中旬にも最新の会議が予定されているこれまでの電話会議の話し合いは2021年のレギュレーションを遅らせるといった緊縮政策についてだった。

現在、2021年の暫定的な1年間のコンコルド契約のみが解決策になると考えられている。

「チーム、FIAおよびリバティ・ディアとの前回のビデオ会議中に、状況に応じて4月中旬に再び集まり、新しい状況について話し合うことで合意した」とアルファタウリ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは語っている。

FIA会長のジャン・トッドとF1のCEOであるチェイス・キャリーは、2021年の1億7,500万ドルの予算上限をさらに減額するすることを検討していると言われている

だが、すべてのチームが追加の措置を課せられることに満足しているわけではない。たとえば、フェラーリとレッドブル・ホンダF1は、2021年にギアボックスを変更できることを望んでいると報じられている。

Auto Motor und Sportは、レッドブル・ホンダF1とフェラーリが、メルセデスがエンジンとトランスミッションを接続する方法の秘密を発見したと報じている。

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟) / リバティ・メディア