F1レースディレクター、ベッテルとストロールのペナルティの違いを説明
F1レースディレクターと務めるマイケル・マシは、F1イタリアGPでセバスチャン・ベッテルがランス・ストロールよりも厳しいペナルティを受けた理由を説明した。

セバスチャン・ベッテルは、4番手走行中のレース序盤にアスカリ・シケインで単独スピン。コースに合流しようとした際にレーシングポイントのランス・ストロールと接触した。

スピンを喫してランス・ストロールもコースい復帰しようとした際にトロロッソのホンダのピエール・ガスリーにミアミスし、ガスリーは回避行動をとってグラベルトラップに逃れている。

セバスチャン・ベッテルには10秒のストップ&ゴーペナルティ、ランス・ストロールにはドライブスルーペナルティが科さられ、レース後にはベッテルに3点、ストロールに2点のペナルティポイントが加点された。

今シーズン開幕時からF1レースディレクターを務めるマイケル・マシは、二人のドライバーのペナルティの差について論理的根拠を説明した。

「基本的に2つの違いは、セバスチャンのものは安全ではない状態で合流し、その後半に接触を引き起こしている。一方、ランスとピエールの場合はトラックへの安全でない合流だけだ。したがって、2つのペナルティに差がつけられた」

セバスチャン・ベッテルは接触の責任を受け入れているが、コースに合流しようとする過程のなかでランス・ストロールが来るのを見なかったと説明している。



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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟) / F1イタリアGP