F1 フェラーリ ハース 国際自動車連盟
開幕2戦での3つのアンセーフリリースがあったことを受け、FIA(国際自動車連盟)はフェラーリとハースのホイールガンの調査することを明らかにした

F1バーレーンGPではキミ・ライコネンのマシンがタイヤ交換の作業中に発進し、タイヤに轢かれたメカニックが骨折。フェラーリは5万ユーロ(約655万円)の罰金を科せられた。キミ・ライコネンは、バーレーンGPのフリー走行2回目でも同じような問題によってマシン停止を余儀なくされている。

また、開幕戦オーストラリアGPでは、フェラーリとの技術パートナーシップを通して同じリアホイールコンポーネントを使用するハースの2台が連続してホイールガンの問題によるアンセーフリリースでリタイア。4・5番手を走行していたハースは22ポイント獲得のチャンスを逃した。

「偶然のようには目えなくなってきている。だが、メルボルンでの2つの事故はホイールガンのオペレーターのエラーだったのはかなり明白だった」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

「彼らはナットをクロススレッドさせており、閉まっていると考えたが、そうではないと気付くのが少し遅れた」

「バーレーンでの事故はスタッフはホイールを外せさえしなかった。それは少し理解しにくい」

チャーリー・ホワイティングは、そのような事態が再び起こらないよう何がうまくいかなかったかを見つけだすためにホイールガンを“徹底的”に調査すると述べた。

「覚えていると思うが、テストでアロンソのホイールが脱落した際、我々はマクラーレンと全てを詳しく調べ、彼らはその週のうちにレポートを提出した」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

「我々は全てを理解し、他の全員がそれらのことが起こる得ることを理解するためにテクニカルワーキンググループでそれを議論し、全員がそこから学ぼうとしていることを確信した」

「それは2段階の保護機構を保持してアクセルへと繋がるノーズピースの設計に起こった。アクセルに固定されるその方法は十分な強さがなく、ホイールがわずかに緩んだ。それまでに4周走っていたので、それ自体が緩んでしまった。ホイールがやや傾き始めた際にノーズをホールドしていたものに異常な負荷がかかり、ノーズが外れ、保持するものがなくなった」

「そこで学ぶべき教訓は、テクニカルワーキンググループの全員がそれを見て、似たような設計をしないことを確認することだった。もちろん、彼らは我々のものはそうではないと言っていた」

脚を骨折したフェラーリのメカニック、フランチェスコ・チガリーニは、手術が成功しており、松葉杖で歩いてる姿をInstagramで公開している。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)