FIA(国際自動車連盟)の2025年10月のF1情報を一覧表示します。

FIA大統領選、ローラ・ヴィラールがFIAを提訴へ「民主主義は脅威ではなく力」

2025年10月30日
FIA大統領選、ローラ・ヴィラールがFIAを提訴へ「民主主義は脅威ではなく力」
FIA(国際自動車連盟)の次期大統領選に立候補しているローラ・ヴィラールが、現職モハメド・ビン・スライエムに対抗し、FIAをパリ司法裁判所に提訴する手続きを開始した。裁判所はヴィラールの要請を認め、FIAに対して緊急裁判所への出廷を命じている。公聴会は2025年11月10日午前9時30分に予定されている。

ヴィラールは9月に立候補を表明していたが、今回の法的措置は「統治と代表性」に関する「建設的な対話が不調に終わった」ことを受けたものだと説明している。

FIAがF1コストキャップ審査結果を発表 アストンマーティンのみ軽微な違反

2025年10月29日
FIAがF1コストキャップ審査結果を発表 アストンマーティンのみ軽微な違反
FIA(国際自動車連盟)は、2024年度のF1チームおよびパワーユニット(PU)メーカーに対するコストキャップ遵守審査の結果を公表した。

その中で、アストンマーティンが唯一の違反チームであることが判明し、他の9チームおよび5つのPUメーカー(メルセデス、フェラーリ、ホンダ、レッドブル・フォード、アウディ)はいずれも適正と認定された。

FIA、リアム・ローソンとF1マーシャルと接触寸前の危険な場を検証へ

2025年10月28日
FIA、リアム・ローソンとF1マーシャルと接触寸前の危険な場を検証へ
FIA(国際自動車連盟)は、2025年F1メキシコシティGPで発生した2つの物議を醸した場面について公式声明を発表した。

ひとつは序盤にリアム・ローソン(レーシングブルズ)がマーシャルと接触寸前となった危険なシーン、もうひとつは終盤に導入されたバーチャルセーフティカー(VSC)に関する判断だ。

アストンマーティンF1、2024年コスト上限で軽微な手続き違反を認める

2025年10月25日
アストンマーティンF1、2024年コスト上限で軽微な手続き違反を認める
アストンマーティンは、2024年のF1コストキャップに関して軽微な手続き上の違反を認め、FIAと「受諾違反協定(Accepted Breach Agreement)」を締結したことが明らかになった。

Crash.netによると、問題は2024年3月31日の提出期限までに会計書類の署名が1つ欠けていたことに起因していた。書類自体はすでに完成しており、必要な署名が整い次第、完全に監査済みの文書を再提出したという。アストンマーティンはこの手続き上の不備をFIAに逐次報告しており、状況を透明に共有していた。

FIA、F1コストキャップ違反の噂に声明「チームごとの申請にはコメントしない」

2025年10月24日
FIA、F1コストキャップ違反の噂に声明「チームごとの申請にはコメントしない」
FIA(国際自動車連盟)は、2024年シーズンにおける複数のF1チームがコストキャップ(支出制限)規則に違反しているとの噂が広まる中、声明を発表した。メキシコシティGPのパドックでは、「小規模な手続き上の違反」と「より深刻とされる違反」の2件があるとの憶測が飛び交っている。

コストキャップ制度は2021年に導入され、チームが1年間に支出できる金額の上限を定めている。

FIA F1ライセンス管理に不正侵入 フェルスタッペンのパスポートも閲覧可能に

2025年10月24日
FIA F1ライセンス管理に不正侵入 フェルスタッペンのパスポートも閲覧可能に
FIA(国際自動車連盟)は、ドライバーライセンス管理ポータルに外部から一時的な不正アクセスがあったことを認めた。問題の侵入により、マックス・フェルスタッペンのパスポート情報を含むドライバーデータの一部が閲覧可能な状態になっていたという。ただし、FIAはすでに「倫理的ハッカー」たちと協力して脆弱性を修正している。

この不正アクセスは今夏に発生。セキュリティ研究者でもある3名のホワイトハットハッカー、ガル・ナグリ、サム・カリー、イアン・キャロルが、FIAの「ドライバー分類(Driver Categorisation)」ポータルに侵入することに成功した。

FIA会長選 モハメド・ビン・スライエムが無投票再選へ 対立候補が撤退表明

2025年10月18日
FIA会長選 モハメド・ビン・スライエムが無投票再選へ 対立候補が撤退表明
FIA(国際自動車連盟)の会長モハメド・ビン・スライエムが、12月に予定されている次期会長選挙で対立候補が不在となり、2期目を無投票で迎える見通しとなった。アメリカ人候補ティム・メイヤーが立候補を断念したことで、現職のスライエム会長が唯一の候補者として残る形となった。

メイヤーは15年間にわたってFIAの上級スチュワードを務めてきたが、昨年11月に解任。その後、他2名の候補とともにスライエムへの挑戦を表明していた。

2026年F1エンジン規定改訂 新制度「ADUO」で出遅れメーカー救済

2025年10月17日
2026年F1エンジン規定改訂 新制度「ADUO」で出遅れメーカー救済
FIA(国際自動車連盟)は、2026年から施行されるF1新レギュレーションにおいて、パワーユニット(PU)メーカーの開発機会を拡大する新制度「ADUO(Additional Development and Upgrade Opportunities/追加開発・アップグレード機会)」を導入することを正式に承認した。

この改訂は、木曜日に行われた世界モータースポーツ評議会(WMSC)の会合で決定されたもので、ロンドン・ナイツブリッジに新設されたFIAオフィスからビデオ会議形式で開催された。

FIA、F1アメリカGPで「ヒートハザード」宣言 冷却ベスト義務化へ議論

2025年10月17日
FIA、F1アメリカGPで「ヒートハザード」宣言 冷却ベスト義務化へ議論
FIA(国際自動車連盟)は、テキサス州オースティンで開催されるF1アメリカGPにおいて「ヒートハザード」を宣言した。これにより、前戦シンガポールGPに続き、ドライバーは特別設計の冷却ベストを使用できるようになる。

ドライバーはレーシングスーツの下に冷却ベストを装着することで、コクピット内の高温環境でも体温を下げ、集中力を維持することができる。一方、使用を選ばない場合は、公平性を保つため同等の重量のバラストを積む必要がある。
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