FIA(国際自動車連盟)の2016年07月のF1情報を一覧表示します。

F1:ホッケンハイムのターン1のトラックリミットを明確化

2016年7月30日
F1 トラックリミット ホッケンハイム
FIAは、今週末のF1ドイツGP前にホッケンハイムのターン1におけるトラックリミットに関するスタンスを明確にした。

F1ドイツGPのフリー走行1回目には明確な指示がないまま行われ、その後、トラックリミット規則が残りの週末で適用されると伝えられただけだったため、ドライバーを混乱に招いた。

F1:予選でのダブルイエロー相当の事故は全て赤旗で対応

2016年7月30日
F1 ダブルイエロー
予選中にイエローフラッグが出た際にドライバーがスピードを出し過ぎていたかどうかの議論を避けるため、FIAレースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、今後ダブルイエローではなく、レッドフラッグを出すことを決めた。 新しい手順は今週末のドイツGPから適用されている。

先週末のF1ハンガリーGPでは、ニコ・ロズベルグが予選ラップ中のダブルイエロー下で減速しなかった疑いでスチュワードに呼び出された。

F1:レース中の無線規制ルールを撤廃

2016年7月29日
F1 無線ルール 撤廃
F1ストラテジーグループは、レース中の無線制限を緩和することに合意した。

F1ハンガリーGP前に無線規制は調整され、何か問題があった場合にドライバーとチームはピットレーンにマシンがいる間だけコミニュケーションがとることが許されるようになっていた。

しかし、ジャン・トッド、バーニー・エクレストン、昨年のコンストラクターズ選手権トップ6チームが参加したF1ストラテジーグループで、規制を緩和することが合意された。

F1無線規制:10秒加算ペナルティでは甘い?

2016年7月22日
F1 無線規制
F1ハンガリーGPから無線規制がさらに厳格化されるが、違反した場合のペナルティには疑問の声も上がっている。

F1イギリスGPで無線規制に違反したニコ・ロズベルグには10秒加算ペナルティが科せられ、ロズベルグは2位から3位に降格している。

FIAは、F1ハンガリーGPにむけて無線規制を詳細化。何か問題があった場合にチームはドライバーをピットに呼び入れることが義務となる。

F1:トラックリミット違反を取り締まるために電子センサーを設置

2016年7月22日
F1 トラックリミット 違反
FIAは今週末のF1ハンガリーGPで、ドライバーがコーナーでコース外を使うことでタイムを稼ぐことを防ぐため、電子センサーを使用して監視することを決めた。

FIAは、トラックリミット違反を厳しく取り締まる姿勢を維持している。F1オーストリアGPでは縁石を変更したことで、サスペンションのトラブルが相次いだ。F1イギリスGPでもドライバーたちのラインは厳しく監視され、多数のタイムが違反として抹消された。

FIA:F1ハンガリーGPから無線規制を詳細化

2016年7月21日
F1 無線規制
FIAは、F1ハンガリーGPにむけて無線ルールをさらに詳細化した。

この動きは、F1イギリスGPで、ニコ・ロズベルグが無線ルール違反でヘナルティを科せられた一件を受けてのもの。ギアボックストラブルに見舞われたニコ・ロズベルグに対して、メルセデスは対処法を伝達したことで、ロズベルグには10秒加算ペナルティが科せられた。

F1:不正防止のためにタイヤ空気圧の確認手順を変更

2016年7月2日
F1 タイヤ 空気圧
FIAは、F1チームがタイヤ圧をピレリの推奨値よりも低く設定して走らないようにセッション前の確認手順を変更した。

今シーズン、ピレリは走行中にタイヤ圧が安全圏から外れることがないようにかなり高めの最低圧を設定している。

だが、複数のチームがマシンをいったんコースに出した後にプレッシャーを下げる方法を見いだした可能性が浮上。

F1:新型ハロー、ドライバー救出のための静的テストはクリア

2016年7月1日
F1 ハロー
フェラーリの改良版のハローが木曜日の午後にオーストリアでテストされ、来週のシルバーストンでさらなる評価を受けることになった。

フェラーリは、目標日の午後にレッドブル・リンクで“ハロー2”と呼ばれるシステムで、主にドライバー救出に焦点を置いた静的テストを実施した。

時間的にドライバーは問題なくコックピットから抜け出すことができたと Autosport は報じている。
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