フェラーリF1に罰金処分 ルクレール車のタイヤ空気圧変更で手順違反

問題となったのは、シャルル・ルクレールが走行を終えてピットレーンに戻った際、ガレージ内でマシンを停止させた状態でタイヤの空気圧が調整されたが、この作業が定められた手順に従っていなかったことだ。
FIAのテクニカルデリゲートであるヨー・バウアーは、この行為がレギュレーションに違反すると判断し、スチュワードに報告。これを受けてスチュワードは、スクーデリア・フェラーリに対して技術指令TD003の手順違反により5,000ユーロ(約80万円)の罰金を科す決定を下した。
調査では、技術指令TD003Gの項目2 g.iiにおいて、「単一セッション内で同じタイヤを再使用することは認められているが、空気圧を変更する場合には、事前にタイヤの温度を取得しなければならない」と定められていることが確認された。
スクーデリア・フェラーリはルクレールのマシンにおいてこの規定を順守せず、過去の同様のケースと同様に5,000ユーロの罰金処分が科されることとなった。
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