フェラーリ KERS
フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、フェラーリが2011年のF1全戦でKERSを予定であることを明らかにした。

F1チーム代表はカナダで会議を開き、2011年の技術面が議論された。

2011年はオーバーテイクを増加させるために可変リアウイングが導入される予定であり、FOTAによるKERSの禁止も撤廃される。

フェラーリを含む一部のチームは、2011年のKERSシステムをさらにパワフルにすることを推しているが、会議ではマシンの最低重量を引き上げることだけが同意された。

2009年にKERSがデビューした際には重量によるハンディがあるとされていたため、2011年は最低重量が620kgから640kgに引き上げられる。

「チームはその件に同意した」とステファノ・ドメニカルは認める。

「我々は(KERSが)より多くのエネルギーを使えるようなソリューションを望んでいるが、残念ながら同意には達しなかった」

低出力が維持される理由は、一部メーカーが既存の技術を適合させるのに手間取ったからだとみられている。

2009年のKERSの大きな問題は、システムの搭載が任意だったためだと言われているが、2011年もKERSは義務化されないようだ。

メルセデスGPは2011年のKERS搭載を見越して、すでにブラックリーの本部でプログラムを開始しているが、来年KERSを使用するかはまだ検討中だとしている。

「(2011年のKERSについては)4〜6週間以内に決定を下すつもりだ」とロス・ブラウンは述べた。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ