フェラーリ、F1イタリアGPの特別カラーリングを公開
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モンツァでは、SF-23にはノーズコーンとエンジンカバーにイエローのV字ストライプを追加される。これは、今年初めにル・マン 100周年記念のブルーリボン世界耐久選手権イベントで優勝した 499P ハイパーカーの塗装に敬意を表したものとなる。
レースナンバー(シャルル・ルクレールの16番、カルロス・サインツの55番)も、通常の黒地に白ではなく、黄色のステッカーが貼られる。
同様に、ドライバーの特別なヘルメット(主にルクレールは黄色、サインツは黒)と、より伝統的なフェラーリの「ロングF」ロゴを使用したレーススーツも公開された。
フェラーリのイエローカラーには長い歴史がある。イエローといえば有名なロッソ・コルサの赤が連想されるが、これはイタリアのナショナルレーシングカラーに由来する。ランチアやアルファロメオもイエローを採用していた。
しかし、有名なフェラーリの盾の背景の黄色は、スクーデリアの本拠地であるモデナ市の色を表すために作られた。
その延長線上で、2022年のF1マシンは、フェラーリが75周年を迎えた昨年のモンツァでイエローを多用した特別なカラーリングで飾られた。
そして、レースナンバー、ヘイローの要素、リアウイングのエンドプレート、リアウイングのメインプレーンにあるフェラーリのロゴ、エンジンカバーをイエローでペイントした。
フェラーリはまた、「パドックから(モンツァの)ピットガレージへと続く通路の壁には、F1だけでなく、オーナーがマシンを走らせた他のカテゴリーにおけるスクーデリアのマイルストーンのイラストが描かれる」と発表した。
元アルファロメオF1ドライバーのアントニオ・ジョヴィナッツィと、今年のル・マンで#51 499Pをドライブして成功を収めたアレッサンドロ・ピエール・グイディ(ジェームス・カラドを除く)が、優勝トロフィーを持ってモンツァにやってくる。
WECハイパーカーとともに、フェラーリは新型296GT3スポーツカーと、ミハエル・シューマッハが2003年イタリアGPで優勝したF2003-GAグランプリマシンも展示する。
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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1イタリアGP