フレデリック・バスール、フェラーリF1の戦略部門の見直しを実施
フレッド・バスールは、F1チーム代表として新たに就任したスクーデリア・フェラーリの戦略部門の見直しを検討していることを認めるが、ミスは通常、人員ではなくプロセスによって引き起こされるものだと語る。

フェラーリは2022年に数々の注目を集めるミスを犯し、その戦略決定に関して定期的に批判の的となっているテーマが続いている。

今月初めにザウバーから移籍してきたフレデリック・バスールは、変更が必要かどうかを判断するにはまだ十分な時間がないとしながらも、戦略部門を強化するために見直しを図ると述べている。

「ストラデジー、ストラテジック、ストラテジストについて話すときは、氷山の目に見える部分しか見ていないことがよくある。戦略は、氷山の頂点にいる人物だけの問題ではない」とフレデリック・バスールはコメント。

「組織、コミュニケーション、ピットウォールの流れの問題であることが非常に多く、すべてを見直しているところだ。私にとってはちょっと急な話だがね! でも、いくつか改善しなければならないだろう」

フレデリック・バスールは、チームの構造上の弱点がどこにあってエラーにつながったかを理解することが、見直しのプロセスの一部であると語った。

「この点については、現在、組織について議論しているところだ」とフレデリック・バスールは語った。

「戦略やエアロダイナミクス、あるいは他のトピックについて話すとき、ピラミッドの頂点だけに集中するのは避けなければならない。戦略について語るとき、ピットウォールの人よりも組織の方が重要であることが多い」

「そのために、一つひとつのミスを正確に把握し、昨年は何が起こったのか、それが決断の問題なのか、組織の問題なのか、コミュニケーションの問題なのかを理解しようと努めている」

「ピットウオールでは、しばしば、個人よりもコミュニケーションや関係者の数が最大の問題になる。同じことを議論している人が多すぎると、決定した結果が出たときにはもうマシンは次のラップにいる! 議論には明確な流れと適材適所のコミュニケーションの流れが必要だ。それはが進行中の作業だ」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ