フェラーリF1、2023年のリザーブ＆開発ドライバーは4名体制

スクーデリア・フェラーリは、2023年にリザーブドライバーと開発ドライバーの役割を務める4名が、レギュラードライバーのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツJr.のチャンピオンシップ争いを支える。

現代のF1チームは、最高レベルで戦うためにドライバーのグループ依存しており、少なくとも1人のリザーブドライバーが毎戦参加している。アントニオ・ジョヴィナッツィとロバート・シュワルツマンはその役割を分担し、昨年から使用されている新しいシミュレーターのポテンシャルを最大限に活用することになる。

そして、開発ドライバーとしてシミュレーターで作業をするのは、経験豊富なアントニオ・フオコとダビデ・リゴン。実際のサーキットでのテストは非常に限られているため、シミュレーションはレースの準備だけでなく、クルマの開発においても重要なツールとなっている。

すべてはサーキットで 今シーズンは、4人のドライバー全員がレースプログラムにも参加する。2人のアントニオは499PハイパーカーでWECに参戦し、フオコはナンバー50、ジョヴィナッツィはナンバー51で参戦する。ロバート・シュワルツマンとダビデ・リゴンは新型296GT3でレースをし、シュワルツマンはSRO GTワールドチャレンジ・ヨーロッパに、リゴンはSROシリーズに加え、WECとIMSA耐久カップの4戦に出場する。



カテゴリー： F1 / スクーデリア・フェラーリ