フェラーリF1、2年契約を望むカルロス・サインツと交渉難航との報道
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この報道が事実なら、フェラーリF1は2024年の選択肢をオープンにしたいと考えており、当然ながらカルロス・サインツのシートは安泰ではないということになる。したがって、交渉は膠着状態に陥っているようだ。
フェラーリF1とカルロス・サインツは、長い間、サインツが残留するための新しい契約がほぼ成立に近づいていると述べてきた。昨年12月の段階でフェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、2022年以降のカルロス・サインツの将来について話し合うとしており、カルロス・サインツも今年2月に彼らの方向性は「フェラーリと僕にとってかなり明確だ」と述べていた。
「僕たちは双方ともに状況に満足していて、一緒に働き続けたいと思っている」とカルロス・サインツは付け加えた。
しかし、カルロス・サインツの新契約についての発表はまだなされていない。
2回の表彰台を獲得したにもかかわらず、カルロス・サインツは、ドライバーズランキングでチームメイトのシャルル・ルクレールに大きく遅れをとっており、わずか3レースで38ポイント差がついている。
F1オーストラリアGPでのカルロス・サインツのリタイア以降、シーズンのこの早い段階でフェラーリがチームオーナーを行使するとの話が増えているが、マッティア・ビノットは、両方のドライバーがコース上で「自由に戦う」ことができ、まだそうしないと主張している。
カルロス・サインツは、2021年シーズンの順位でルクレールをわずかに上回ったが、今年の残りの期間、新しい契約を確保するためにやるべきことがあるかもしれない。シャルル・ルクレールは2024年までフェラーリと契約を結んでいる。
フェラーリのジュニアドライバーであるミック・シューマッハは、父親の足跡をたどり、シートが開けばスクーデリア・フェラーリでドライブしたいという願望を秘密にしていない。
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / カルロス・サインツJr.