フェラーリ:1-2フィニッシュで開幕戦を制す (F1バーレーンGP)
フェラーリは、2010年F1開幕戦バーレーンGPで、フェルナンド・アロンソが1位、フェリペ・マッサは2位に入り、開幕戦を1-2フィニッシュで飾った。
フェルナンド・アロンソが、フェラーリ移籍後初レースでチームに勝利をもたらした。アロンソにとって通算22勝目。優勝は2008年の日本GP以来となる。
フェリペ・マッサも2位表彰台を獲得。昨年の事故から見事な復活を果たした。
フェルナンド・アロンソ (1位)
「この勝利を僕を信じてくれたモンテゼーモロ会長、そして本当に素晴らしい仕事をしてくれたメカニックに捧げたい。特に彼らは今朝、非常に短時間で僕のクルマのエンジンを交換してくれた。表彰台のトップに飛び乗ることは特別な気持ちだったし、チーム全体の期待に答えたかった。この冬僕たちはとても頑張ったし、今はその結果をわかりはじめている。シーズンの開幕戦は非常に重要だ。ヨーロッパの部分で多くのポイントを獲得し、様々なタイプのトラックでタイヤがどのように働くかという理解を高めなければならない。勝利のために重要なのは、レースごとにマシンの開発を続けることだ。今日はハード側のタイヤではうまくいったけど、ソフト側のタイヤではベッテルについていくのが大変だった。最後の10周で攻撃する予定だったけど、運が味方してくれた。全てのレースで常に必要なことだ。スタートはうまくいったし、トラックのクリーンな側を最大限に利用することができ、フェリペを追い抜くことができた。リスクを冒さずに動ける十分に大きなスペースがあった。チームメイトはより難しい時間を過ごし、少し緩めなければならなかったけど、僕のクルマに問題が起きなかったのは幸運だった。これからはオーストラリアについて考える時間だ。誰がトラックで最高のクルマを持っているかわかるだろうけど、4強の戦いになると思う」
フェリペ・マッサ (2位)
「今回の結果にはとても満足しているし、チームとファンの全員に感謝したい。F1を始めてから最高のシーズン開幕戦だし、僕たちが抱えていた問題を考えればとても嬉しい。30周目くらいでクルマの温度を管理しなければならず、全力でプッシュすることができなかった。スタートでアロンソにポジションを奪われたけど、クルマは両方のタイヤでうまく働いていた。ソフト側のタイヤではレッドブルの方が僕たちよりも速かったけど、ハード側のタイヤでは僕たちの方がずっと速かった。ここ数カ月にわたって、手紙やメッセージを送ってくれたみんなにもう一度感謝を伝えたい。これからはオーストラリアに向けて可能な限り準備することに目を向けなければならない」
ステファノ・ドメニカリ
「最高のチャンピオンシップのスタートです! ワン・ツー・フィニッシュという素晴らしい結果は、この数カ月間、サーキットとマラネッロのファクトリーで懸命に作業に取り組んできたチーム全員への褒美だと思います。今回の勝利を全員に捧げます。今日のレースでは、状態が不安定だったマッサのマシンの対応に追われました。高温が原因です。ですが最終的にうまく対応でき、マッサを表彰台に送ることができました。マッサにとって特別な日となりました。アロンソについては、何も言うことはありません。これ以上はない最高の形で、フェラーリでの初戦を飾ったわけですから。テクニカルパートナーやスポンサーの方々にも、特に一番つらい時期もフェラーリを支え続けてくれたフィリップ・モリスとシェルに感謝します。また、新規スポンサーのサンタンデール銀行にとっては、最高の初戦の結果となったはずです。チームはこれから数時間、この素晴らしい日の余韻に浸っていられるでしょうが、明日になれば、次のオーストラリア戦に向けた準備作業に取り掛からなければなりません。平常心を保ち、地に足をつけ、切磋琢磨する日常に戻ります。長いシーズンは始まったばかりです。今日のレースでも分かったように、信頼性が勝負の行方を左右するシーズンとなります。フェラーリはこれからも優勝争いを展開し、必死にかかってくるライバルたちと勝負をしていきます」
クリス・ダイアー
「チーム全体にとって最高の結果です。この冬の間、風洞、デザインオフィス、エンジン部門、サーキットなどさまざまな場所で懸命に作業に取り組んできました。今日、その成果を手にしました。アロンソにとっては最高のフェラーリ・デビュー戦、マッサにとっては最高の復帰戦となりました。開幕戦でこれ以上の結果を望むのは酷です。いろいろな問題の対応に追われ、決して楽な週末ではありませんでしたが、サーキットとファクトリーで作業を進めるスタッフ全員の努力のおかげで、一連の問題に対応できました。今後は、こうした問題が減ることを願います。高温だったため、思い通りのレース展開ができませんでした。ほかのチームも同じ問題を抱えていたと思いますが、フェラーリについていえば、特にマッサは我慢の走りを強いられました」
関連:F1バーレーンGP:フェルナンド・アロンソが優勝、フェラーリが1-2!
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1バーレーンGP
フェルナンド・アロンソが、フェラーリ移籍後初レースでチームに勝利をもたらした。アロンソにとって通算22勝目。優勝は2008年の日本GP以来となる。
フェリペ・マッサも2位表彰台を獲得。昨年の事故から見事な復活を果たした。
フェルナンド・アロンソ (1位)
「この勝利を僕を信じてくれたモンテゼーモロ会長、そして本当に素晴らしい仕事をしてくれたメカニックに捧げたい。特に彼らは今朝、非常に短時間で僕のクルマのエンジンを交換してくれた。表彰台のトップに飛び乗ることは特別な気持ちだったし、チーム全体の期待に答えたかった。この冬僕たちはとても頑張ったし、今はその結果をわかりはじめている。シーズンの開幕戦は非常に重要だ。ヨーロッパの部分で多くのポイントを獲得し、様々なタイプのトラックでタイヤがどのように働くかという理解を高めなければならない。勝利のために重要なのは、レースごとにマシンの開発を続けることだ。今日はハード側のタイヤではうまくいったけど、ソフト側のタイヤではベッテルについていくのが大変だった。最後の10周で攻撃する予定だったけど、運が味方してくれた。全てのレースで常に必要なことだ。スタートはうまくいったし、トラックのクリーンな側を最大限に利用することができ、フェリペを追い抜くことができた。リスクを冒さずに動ける十分に大きなスペースがあった。チームメイトはより難しい時間を過ごし、少し緩めなければならなかったけど、僕のクルマに問題が起きなかったのは幸運だった。これからはオーストラリアについて考える時間だ。誰がトラックで最高のクルマを持っているかわかるだろうけど、4強の戦いになると思う」
フェリペ・マッサ (2位)
「今回の結果にはとても満足しているし、チームとファンの全員に感謝したい。F1を始めてから最高のシーズン開幕戦だし、僕たちが抱えていた問題を考えればとても嬉しい。30周目くらいでクルマの温度を管理しなければならず、全力でプッシュすることができなかった。スタートでアロンソにポジションを奪われたけど、クルマは両方のタイヤでうまく働いていた。ソフト側のタイヤではレッドブルの方が僕たちよりも速かったけど、ハード側のタイヤでは僕たちの方がずっと速かった。ここ数カ月にわたって、手紙やメッセージを送ってくれたみんなにもう一度感謝を伝えたい。これからはオーストラリアに向けて可能な限り準備することに目を向けなければならない」
ステファノ・ドメニカリ
「最高のチャンピオンシップのスタートです! ワン・ツー・フィニッシュという素晴らしい結果は、この数カ月間、サーキットとマラネッロのファクトリーで懸命に作業に取り組んできたチーム全員への褒美だと思います。今回の勝利を全員に捧げます。今日のレースでは、状態が不安定だったマッサのマシンの対応に追われました。高温が原因です。ですが最終的にうまく対応でき、マッサを表彰台に送ることができました。マッサにとって特別な日となりました。アロンソについては、何も言うことはありません。これ以上はない最高の形で、フェラーリでの初戦を飾ったわけですから。テクニカルパートナーやスポンサーの方々にも、特に一番つらい時期もフェラーリを支え続けてくれたフィリップ・モリスとシェルに感謝します。また、新規スポンサーのサンタンデール銀行にとっては、最高の初戦の結果となったはずです。チームはこれから数時間、この素晴らしい日の余韻に浸っていられるでしょうが、明日になれば、次のオーストラリア戦に向けた準備作業に取り掛からなければなりません。平常心を保ち、地に足をつけ、切磋琢磨する日常に戻ります。長いシーズンは始まったばかりです。今日のレースでも分かったように、信頼性が勝負の行方を左右するシーズンとなります。フェラーリはこれからも優勝争いを展開し、必死にかかってくるライバルたちと勝負をしていきます」
クリス・ダイアー
「チーム全体にとって最高の結果です。この冬の間、風洞、デザインオフィス、エンジン部門、サーキットなどさまざまな場所で懸命に作業に取り組んできました。今日、その成果を手にしました。アロンソにとっては最高のフェラーリ・デビュー戦、マッサにとっては最高の復帰戦となりました。開幕戦でこれ以上の結果を望むのは酷です。いろいろな問題の対応に追われ、決して楽な週末ではありませんでしたが、サーキットとファクトリーで作業を進めるスタッフ全員の努力のおかげで、一連の問題に対応できました。今後は、こうした問題が減ることを願います。高温だったため、思い通りのレース展開ができませんでした。ほかのチームも同じ問題を抱えていたと思いますが、フェラーリについていえば、特にマッサは我慢の走りを強いられました」
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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1バーレーンGP