フェラーリF1、SF21の配色は「過去から再起動して未来に向かう」を表現
フェラーリF1は、2021年F1マシン『SF21』を発表。チーム代表のマッティア・ビノットがその配色について語った。
昨年のSF1000を進化させたSF21は、完全に新しいエンジンを搭載し、シャシー面ではギアボックスとリアサスペンションを一新。空力面では新しいフロントウイングとノーズを備えている。
だが、それよりもティフォシを驚かせたのはそのカラーリングだ。レッドとバーガンディが不自然に融合されたボディには、異様に目立つグリーンのロゴが配置される。
リアエンドからリアウイングにかけて採用されたバーガンディは、フェラーリの1000回目のグランプリ昨年ムジェロで開催されたF1トスカーナGPと同じもの。1950年のF1モナコGPで初めてF1に参戦したフェラーリ 125Sを再現している。
「リアエンドは、最初のフェラーリのバーガンディレッドを彷彿とさせる」とフェラーリのF1チーム代表を務めるマッティアビノットは語る。
「しかし、コックピットエリアに向かって徐々に移動すると、最近使用しているモダンな赤に変わる」
「今シーズンは我々に多くの課題を提示する。このカラーリングを通して、視覚的に、我々は過去から再起動し、未来に向かう」
スクーデリア・フェラーリ、2020年に1勝も挙げることができず、総合6位でシーズンを終了。これはランキング10位に終わった1980年以来、40年間で最悪のパフォーマンスだ。
チームは、2021年にラインナップを変更し、セバスチャン・ベッテルに代えて、スペイン人のカルロス・サインツを起用。モナコ出身のシャルル・ルクレールと組む。平均年齢は25歳であり、1968年以来のフェラーリにとって最年少ラインナップとなる。
レーシングディレクターをローラン・メキーズは「我々は自分たちの過ちから学ぼうとした。単純に十分なパワーがなかった分野で改善しようとした」と語った。
「我々は物事を好転させるスピードには限界があることを知っているが、それでも我々はグリッドのより競争力のあるサイドに戻る方法を系統的に再構築しようとしている」
フェラーリのジョン・エルカーン会長は「2020年は過ぎ去ったが、我々はそれは忘れることはないし、我々を強くするはずだ」と語った。
「フェラーリにいる我々全員が、創設者のエンツォ・フェラーリの勝利の精神とともに2021年のチャンピオンシップを開始して彼を称えたいと思っている」
フェラーリF1は、3月11日(木)にフィルミングデーを利用してバーレーン・インターナショナル・サーキットで『SF21』のシェイクダウンを実施。ドライバーを務めるシャルル・ルクレールとカルロス・サインツが走行を実施する。
関連:フェラーリF1 SF21 画像ギャラリー:奇抜な配色に早くも賛否
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ
昨年のSF1000を進化させたSF21は、完全に新しいエンジンを搭載し、シャシー面ではギアボックスとリアサスペンションを一新。空力面では新しいフロントウイングとノーズを備えている。
だが、それよりもティフォシを驚かせたのはそのカラーリングだ。レッドとバーガンディが不自然に融合されたボディには、異様に目立つグリーンのロゴが配置される。
リアエンドからリアウイングにかけて採用されたバーガンディは、フェラーリの1000回目のグランプリ昨年ムジェロで開催されたF1トスカーナGPと同じもの。1950年のF1モナコGPで初めてF1に参戦したフェラーリ 125Sを再現している。
「リアエンドは、最初のフェラーリのバーガンディレッドを彷彿とさせる」とフェラーリのF1チーム代表を務めるマッティアビノットは語る。
「しかし、コックピットエリアに向かって徐々に移動すると、最近使用しているモダンな赤に変わる」
「今シーズンは我々に多くの課題を提示する。このカラーリングを通して、視覚的に、我々は過去から再起動し、未来に向かう」
スクーデリア・フェラーリ、2020年に1勝も挙げることができず、総合6位でシーズンを終了。これはランキング10位に終わった1980年以来、40年間で最悪のパフォーマンスだ。
チームは、2021年にラインナップを変更し、セバスチャン・ベッテルに代えて、スペイン人のカルロス・サインツを起用。モナコ出身のシャルル・ルクレールと組む。平均年齢は25歳であり、1968年以来のフェラーリにとって最年少ラインナップとなる。
レーシングディレクターをローラン・メキーズは「我々は自分たちの過ちから学ぼうとした。単純に十分なパワーがなかった分野で改善しようとした」と語った。
「我々は物事を好転させるスピードには限界があることを知っているが、それでも我々はグリッドのより競争力のあるサイドに戻る方法を系統的に再構築しようとしている」
フェラーリのジョン・エルカーン会長は「2020年は過ぎ去ったが、我々はそれは忘れることはないし、我々を強くするはずだ」と語った。
「フェラーリにいる我々全員が、創設者のエンツォ・フェラーリの勝利の精神とともに2021年のチャンピオンシップを開始して彼を称えたいと思っている」
フェラーリF1は、3月11日(木)にフィルミングデーを利用してバーレーン・インターナショナル・サーキットで『SF21』のシェイクダウンを実施。ドライバーを務めるシャルル・ルクレールとカルロス・サインツが走行を実施する。
関連:フェラーリF1 SF21 画像ギャラリー:奇抜な配色に早くも賛否
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ