フェラーリF1、2020年型エンジンに20馬力以上アップの改良との報道
フェラーリF1は、7月のオーストリアでシーズン再開時にプレシーズンテストよりも20馬力以上パワーアップさせたF1エンジンを搭載することを目指していると報じられている。

F1バルセロナテストで、フェラーリF1はライバルに比べて直線スピードがかなり欠けていた。フェラーリは、その理由を2020年F1マシンの開発の焦点をダウンフォースに合わせたためと説明していたが、多くは2019年F1エンジンの合法性スキャンダルによってパワーを失ったと予想していた。

マクラーレンのF1スタッフに新型コロナウイルスの感染者が出たことによって開幕戦オーストラリアGPの中止になって以降、特にイタリアでは感染が拡大したことで、フェラーリのマラネロのF1ファクトリーは早期に閉鎖を余儀なくされたが、先週の木曜日から稼働を再開している。

La Gazzetta dello Sport は「フェラーリはエンジンを前進させることために1日3交代制で取り組んでいる」と報道。

「最新バージョンのF1エンジンがオーストリアですでにデビューできるとしたら、それは素晴らしい利点になるだろう。理論的に今後数週間の開発で約20馬力が得られるはずだ」

同紙は、パワーブーストの鍵は“燃料と酸素の混合”をより最適化する“新しいシリンダーヘッド”になると報じている。

また、フェラーリF1は、ソフトウェアの変更、空力の修正、特により幅の狭いノーズと空気取り入れ口についても優先的に作業していると付け加えた。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1マシン