フェラーリのF1エンジン、不正行為疑惑を払拭するブラジルGPでの復調
2つの技術指令とF1アメリカGPでの脆弱なパフォーマンスを跳ね返し、フェラーリの物議を醸しているF1エンジンはブラジルで勢いを取り戻している。

Auto Motor und Sport によると、レッドブル・ホンダは、ストレートにおけるフェラーリとのタイム差を0.7秒と計算しており、メルセデスはさらに遅れをとっているという。

「今週末、フェラーリが再び速いのは明らかだ。ストレートでは特にね」とルイス・ハミルトンは同紙に語る。

だが、F1アメリカGPでフェラーリが“不正行為”を働いていたと批判したマックス・フェルスタッペンは、フェラーリが回復したというのは時期尚早だと語る。

「わからない。土曜日に見てみるつもりだ。金曜日のラップタイムはあまり当てにならない」とマックス・フェルスタッペンは Sky Italia に語った。

レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、近い将来、F1エンジンの合法性に関するFIAの明確化がさらに行われる可能性があると考えている。

「もちろん、オースティンの週末にはいくつかの説明があった。昨日はさらにいくつかあり、今週末もさらにいくつかあるかもしれない」とクリスチャン・ホーナーは語った。

だが、セバスチャン・ベッテルは、フェラーリは単純に前進を続けているだけだと語る。

「最近では、1つの悪いレースの後、人々がいかに早く判断してしまうかは悲しいことだ」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

「でも、仕方ないことだ。それに対処する最善の方法は、そんなことは無視して、自分の仕事をすることだ」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1ブラジルGP