フェラーリ、メルセデスの“意図的・無能”発言に不快感 「恥ずべきこと」
フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、F1イギリスGP決勝のオーニングラップでキミ・ライコネンが意図的にルイス・ハミルトンに接触したのではないかと疑ったメルセデスのテクニカルディレクター、ジェームス・アリソンは紳士になる方法を学ぶべきだと主張した。
F1イギリスGPでは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが優勝。ルイス・ハミルトンの母国グランプリの連勝を4でストップした。メルセデスとしても連勝は5でストップしている。
レース後に、ルイス・ハミルトンは、ターン3でのキミ・ライコネンとの接触をフェラーリの“興味深い戦術”だと皮肉り、チーム代表のトト・ヴォルフもインシデントに疑問を呈した。
トト・ヴォルフは「大量のコンストラクターポイントだからね。ジェームス・アリソン(テクニカルディレクター)の言葉を借りれば『意図的か?それとも無能なのか?』だ。つまり、そこから判断すればいいということだ」と語っている。
現在、メルセデスでテクニカルディレクターを務めるジェームス・アリソンは、2016年シーズン途中にフェラーリを離れ、昨季シーズンにメルセデスに加入している。
かつての同僚であるジェームス・アリソンの発言を受け、マウリツィオ・アリバベーネは Sky Italia のインタビューに応じた。
「はっきりさせておこうと思ったのでここにきた」とマウリツィオ・アリバベーネは述べた。
「もしも、アリソンが実際にそういうことを言ったのであれば、自分を恥ずべきだ。彼は長年マラネロで働いていたし、マラネロから少しとは言わない金ももらっていた。彼は今の仕事をしているのだろうが、エレガントにこなすべきであり、負け方も知っておくべきだ」
「それにここはイングランドだ。時に彼らはジェントルマンが何たるかを教えたがる。まずは彼にそうしてもらいたい。正直、かなり腹が立っている」
「それと無能とは誰のことを言っているんだ? キミか? クルマに乗ったドライバーの行動を批評するというのか。ジャック(ビルヌーブ)の言葉なら受け入れられる。彼はドライバーだったからだ。だが、誰が言った? 受けれることはできない」
また、マウリツィオ・アリバベーネは、ルイス・ハミルトンが3番手を守ることになった理由を考えることにもっと時間を割くべきだとも主張。ポールポジションのルイス・ハミルトンはスタートで出遅れ、序盤の数コーナーは防護の走りに徹することになった。
「まず、アリソンはテレメトリーを調べ、なぜ彼のドライバーが残念ながら最悪のスタートになってしまったのかを理解するべきだ」とマウリツィオ・アリバベーネはコメント。
「最悪のスタートだったため、すぐに2つのポジションを失った。キミは素晴らしいスタートを切っている。我々もテレメトリーのデータはあるし、彼はすぐにハミルトンを捕らえていた」
「皆さんに忘れてほしくないのは、中国でベッテルとフェルスタッペンの一件があった時には誰も何も言わなかったということだ。何の問題もなかった」
「ただ、彼らにはメッセージを送っておきたい。あれは見事なバトルだったし、見ている人々を魅了するバトルだった。おそらくこの先もバトルはあるだろうし、そのほとんどはメルセデスが制するだろう。今回は我々にとっては一流であり続けることへの教訓となった。だが、今日の彼らはそれができていなかった」
関連:メルセデス、フェラーリを非難 「意図的か?それとも無能なのか?」
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ
F1イギリスGPでは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが優勝。ルイス・ハミルトンの母国グランプリの連勝を4でストップした。メルセデスとしても連勝は5でストップしている。
レース後に、ルイス・ハミルトンは、ターン3でのキミ・ライコネンとの接触をフェラーリの“興味深い戦術”だと皮肉り、チーム代表のトト・ヴォルフもインシデントに疑問を呈した。
トト・ヴォルフは「大量のコンストラクターポイントだからね。ジェームス・アリソン(テクニカルディレクター)の言葉を借りれば『意図的か?それとも無能なのか?』だ。つまり、そこから判断すればいいということだ」と語っている。
現在、メルセデスでテクニカルディレクターを務めるジェームス・アリソンは、2016年シーズン途中にフェラーリを離れ、昨季シーズンにメルセデスに加入している。
かつての同僚であるジェームス・アリソンの発言を受け、マウリツィオ・アリバベーネは Sky Italia のインタビューに応じた。
「はっきりさせておこうと思ったのでここにきた」とマウリツィオ・アリバベーネは述べた。
「もしも、アリソンが実際にそういうことを言ったのであれば、自分を恥ずべきだ。彼は長年マラネロで働いていたし、マラネロから少しとは言わない金ももらっていた。彼は今の仕事をしているのだろうが、エレガントにこなすべきであり、負け方も知っておくべきだ」
「それにここはイングランドだ。時に彼らはジェントルマンが何たるかを教えたがる。まずは彼にそうしてもらいたい。正直、かなり腹が立っている」
「それと無能とは誰のことを言っているんだ? キミか? クルマに乗ったドライバーの行動を批評するというのか。ジャック(ビルヌーブ)の言葉なら受け入れられる。彼はドライバーだったからだ。だが、誰が言った? 受けれることはできない」
また、マウリツィオ・アリバベーネは、ルイス・ハミルトンが3番手を守ることになった理由を考えることにもっと時間を割くべきだとも主張。ポールポジションのルイス・ハミルトンはスタートで出遅れ、序盤の数コーナーは防護の走りに徹することになった。
「まず、アリソンはテレメトリーを調べ、なぜ彼のドライバーが残念ながら最悪のスタートになってしまったのかを理解するべきだ」とマウリツィオ・アリバベーネはコメント。
「最悪のスタートだったため、すぐに2つのポジションを失った。キミは素晴らしいスタートを切っている。我々もテレメトリーのデータはあるし、彼はすぐにハミルトンを捕らえていた」
「皆さんに忘れてほしくないのは、中国でベッテルとフェルスタッペンの一件があった時には誰も何も言わなかったということだ。何の問題もなかった」
「ただ、彼らにはメッセージを送っておきたい。あれは見事なバトルだったし、見ている人々を魅了するバトルだった。おそらくこの先もバトルはあるだろうし、そのほとんどはメルセデスが制するだろう。今回は我々にとっては一流であり続けることへの教訓となった。だが、今日の彼らはそれができていなかった」
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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ